青年海外協力隊に自分の行きたい意志はある。
しかし、両親にもきちんと話した上で、
納得をしてもらうつもりだ。
8月、地元の岩手に帰省をして両親に行きたい旨を話した。
まだノリ自身、深く掘り下げていなかったので、
十分に説明は出来なかった。
結果は当たり前といったら、変かもしれないが
反対された。
何で、わざわざ発展途上国のような所に行くのか
ボランティアとして、一体何になるのか
卒業してすぐに行って、帰ってきてからの就職は困難であること
最初から、協力隊に行くのであれば、高校まで行って
大学に行かせる必要などなかったのではないかとも言われた。
あまりの突然の出来事に、両親は驚いていた。
ノリもこうなることは大方、予想がついた。
反対されるのは、当たり前。でも反対されて諦めるようだったら
結局は、中途半端な意志だということだ。
来年の春、受験させてもらうためにも、
親にもすぐには答えを求めるつもりはなかった。
じっくりと自分の熱を伝えて、協力隊のことも知ってもらって
納得をしてもらう予定だ。
10日間ほどの帰省ということもあり、ゆっくりはしていたものの
なかなか進路の話は1度きりしか出来なかった。
代わりに、新潟に戻る時、手紙と協力隊のパンフレットを
残してきた。
先週、母からの手紙が届いた。
色々なことが書かれていたが、
母からの1番のメッセージ
平凡でいい まじめに誰か好きな人と出会って
生活する為にもう1度考えてみてほしい
母なりの息子を思う幸せの形があった。
だから、反対されているとわかってもすんなりと心に入った。
ノリが思う幸せの形は、どんなものになるだろう?
重松清 ビタミンFの中の短編【母、帰る】より
「家庭っていうのは、みんながそこから出て行きたい場所なんだよ。
俺はそう思う。みんなが帰りたい場所なんじゃない。逆だよ。
どこの家でも、家族のみんな、大なり小なり出て行きたがってるんだ。
幸せとかそういうの関係なくな。」
中学生か、高校生の頃には、実家を離れて1人暮らしをしたい
と思う気持ちが強かった。
地元や家族、ふるさとの暖かさはわかるものの
このフレーズのように、ノリはどこか違う所に行きたがっていた。
何かの小説を読んでいて、ふと気になった言葉
「居場所」
ノリにとっての居場所を作るのではなく、
自分は誰かの居場所を作ってあげたいのだと感じる。
森絵都さんの【風に舞い上がるビニールシート】より
「もう君は聞き飽きた と思うけど、僕はいろんな国の難民
キャンプで、ビニールシートみたいに軽々と吹き飛ばされていく
ものたちを見てきたんだ。人の命も、尊厳も、ささやかな幸福も、
ビニールシートみたいに簡単に舞い上がり、もみくしゃになって
飛ばされていくところを、さ。暴力的な風が吹いたとき、
真っ先に飛ばされるのは、弱い立場の人だ。老人や女性や子ども
それに生まれて間もない赤ん坊たちだ。誰かが手を
差し伸べてくれなければならない。
誰かが手をさしのべて助けなければいけない。どれだけ手があっても
足りないほどなんだ。」
協力隊に行くこと、平凡じゃないかもしれない。
ノリのこれからの未来は暗くなるかもしれない。
でも、居場所作りをしてあげたい。彼ら発展途上国の人々が
普段の生活を、普段の教育を出来るように
弱い立場の人の居場所づくり、
母とは違う、幸せの形が協力隊にあると
ノリは信じている。
しかし、両親にもきちんと話した上で、
納得をしてもらうつもりだ。
8月、地元の岩手に帰省をして両親に行きたい旨を話した。
まだノリ自身、深く掘り下げていなかったので、
十分に説明は出来なかった。
結果は当たり前といったら、変かもしれないが
反対された。
何で、わざわざ発展途上国のような所に行くのか
ボランティアとして、一体何になるのか
卒業してすぐに行って、帰ってきてからの就職は困難であること
最初から、協力隊に行くのであれば、高校まで行って
大学に行かせる必要などなかったのではないかとも言われた。
あまりの突然の出来事に、両親は驚いていた。
ノリもこうなることは大方、予想がついた。
反対されるのは、当たり前。でも反対されて諦めるようだったら
結局は、中途半端な意志だということだ。
来年の春、受験させてもらうためにも、
親にもすぐには答えを求めるつもりはなかった。
じっくりと自分の熱を伝えて、協力隊のことも知ってもらって
納得をしてもらう予定だ。
10日間ほどの帰省ということもあり、ゆっくりはしていたものの
なかなか進路の話は1度きりしか出来なかった。
代わりに、新潟に戻る時、手紙と協力隊のパンフレットを
残してきた。
先週、母からの手紙が届いた。
色々なことが書かれていたが、
母からの1番のメッセージ
平凡でいい まじめに誰か好きな人と出会って
生活する為にもう1度考えてみてほしい
母なりの息子を思う幸せの形があった。
だから、反対されているとわかってもすんなりと心に入った。
ノリが思う幸せの形は、どんなものになるだろう?
重松清 ビタミンFの中の短編【母、帰る】より
「家庭っていうのは、みんながそこから出て行きたい場所なんだよ。
俺はそう思う。みんなが帰りたい場所なんじゃない。逆だよ。
どこの家でも、家族のみんな、大なり小なり出て行きたがってるんだ。
幸せとかそういうの関係なくな。」
中学生か、高校生の頃には、実家を離れて1人暮らしをしたい
と思う気持ちが強かった。
地元や家族、ふるさとの暖かさはわかるものの
このフレーズのように、ノリはどこか違う所に行きたがっていた。
何かの小説を読んでいて、ふと気になった言葉
「居場所」
ノリにとっての居場所を作るのではなく、
自分は誰かの居場所を作ってあげたいのだと感じる。
森絵都さんの【風に舞い上がるビニールシート】より
「もう君は聞き飽きた と思うけど、僕はいろんな国の難民
キャンプで、ビニールシートみたいに軽々と吹き飛ばされていく
ものたちを見てきたんだ。人の命も、尊厳も、ささやかな幸福も、
ビニールシートみたいに簡単に舞い上がり、もみくしゃになって
飛ばされていくところを、さ。暴力的な風が吹いたとき、
真っ先に飛ばされるのは、弱い立場の人だ。老人や女性や子ども
それに生まれて間もない赤ん坊たちだ。誰かが手を
差し伸べてくれなければならない。
誰かが手をさしのべて助けなければいけない。どれだけ手があっても
足りないほどなんだ。」
協力隊に行くこと、平凡じゃないかもしれない。
ノリのこれからの未来は暗くなるかもしれない。
でも、居場所作りをしてあげたい。彼ら発展途上国の人々が
普段の生活を、普段の教育を出来るように
弱い立場の人の居場所づくり、
母とは違う、幸せの形が協力隊にあると
ノリは信じている。
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