11月12日、京都の宝ヶ池公園で本協会後援の京都ビーガングルメ祭りが行われ、多くの出展ブースと来場者で賑わいました。
中には、行列ができているブースがあり、このイベントを待ち望んでいた方が多くいらっしゃるのだなと感じました。
出店されているブースは、がんもや焼肉、れんこんなどのバーガーや、焼きそば、スイーツなど、どれもおいしそうなものばかりでした。
食べ物だけではなく、オーガニックコットン商品や、エシカル商品などを販売するブースもあり、ベジタリアン・ヴィーガンの理念にあったライフスタイルを広げて行こうという趣旨のもと、さまざまなブースが出展されていました。
日本ベジタリアンアワード受賞者による講演と、日本ベジタリアン協会の私、事務局長の講演を行い、熱心に講演を聞いていただきました。
11時から、NPO法人日本ベジタリアン協会事務局長の橋本晃一による「ベジタリアニズム・ヴィーガニズムの理念と歴史」の講演で、ベジタリアン・ヴィーガンがどのような理念を持ち、どのような歴史があるのか、といった事を中心にお話ししました。
12時からは、第1回日本ベジタリアンアワードで企業賞を受賞された京都のヴィーガレストランCHOICEのオーナーであり形成外科医でもある、鈴木晴恵様の「本当の健康と美容のための本」の講演があり、主に菜食に関する医学・栄養学的な専門書の紹介をいただき、菜食などにより病気を治癒・予防するための貴重なお話を聞く事が出来ました。
13時30分からは、第2回日本ベジタリアンアワードでパティシエ賞を受賞された、ピタゴラスイーツの山崎友紀様による、パティシエになった経緯や、ピタゴラスイーツとして、スイーツを作り続ける中での苦労話や考え方などをお話しいただき、たくさんの質問が出ており、質問に答える形で、話がはずみました。
自然に囲まれた公園でのイベント開催ということもあってか、お子様連れのご家族様が多くいらっしゃっており、広場などで輪になったりしておりました。とても和やかな雰囲気でした。
日本でも、ベジタリアン・ヴィーガンのイベントが定着し、多くの方々に関わって頂くために、協会としてもこのようなイベントに支援・協力していく事の使命感を再認識することができたと思っております。
イベント主催者ならびに出展・協賛いただいている方々、ご来場くださった方々に感謝いたします。
(報告:橋本 晃一)
NPO法人日本ベジタリアン協会
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