もう30年は越える話であります
当時・メーカーの販社に勤めていた頃に神宮球場のスポンサーだった親会社のチケットが手に入り 取引先の所長さんと二人で読売ジャイアンツ×ヤクルトスワローズの対戦に出掛けた思い出が有る
私は 道産子でしたので 野球は巨人 長嶋茂雄さんが超・有名スターだったので銭湯の下足札も3番を選んで入れたりしていました
伺った取引先の所長さんは 大のジャイアンツ狂と言うよりもジャイ狂『実は 私の周りには他にもジャイアンツ狂がもう一人おりまして』でして 前夜負けようものなら口をきいて貰えない・・・・・
有様の人と勇んで仕事を切り上げて出かけたのが 敵地の神宮球場でした
最初は 見方側の方に陣取ろうと思ったのですが 席が空いておらず ズルズルとビールのカップを持ちながら敵陣のど真ん中へ・・・・
途中・良い塩梅に点をとりスッカリ盛り上がって居たのですが 其処は敵陣の応援団の真っただ中で 『頭に向かって投げろ』の彼の一言が 発端で 慌てて私が『頭に投げろでは無くて頭を使って投げろ』と訂正したのですが・・・
最初の一言が 引っかかり『文句が有るか・・・」『文句あるなら降りて来い』のオウシュウの後に 何と一人が数段上からふってきました
つっかみあいの大げんかの末 彼のメガネは飛ぶは ワイシャツは千切れるは 止めに入った私のネクタイまで千切れてしまいました
その最終回の裏の此方の攻防の最中に ランナーを置いてサヨナラホームランが目の前に広がり 『負けた・・・』の彼の声に万事終わりと成ってしまいました
相手のヤクルト応援団の人は 何が起きたかポカーン( ゚д゚)ポカーンとしながらも 小躍りして抱き合って居ましたが 此方はサンザンの格好で代々木から何時もの酒場の有る新宿へ・・・
トボトボと歩いて居たら 何と そのスワローズの応援団とはちあわせ 一発即戦に成るとみまがえましたが 何と先ほどのホームラン談義と成り 一緒に新宿まで徒党を組んで歩き 彼方のファンの集まる酒場で盛り上がり
その後此方の行きつけの酒場で盛り上がりました
考えてみたら その後 一回か二回・一緒に 三塁側のG虚達の中で 感染した記憶が有ります
その所長さんとは その後もお付き合いを頂き 彼の妹さんの結婚式も彼の結婚お披露目会も 私が司会をさせて頂き 友人の一人として今でもお付き合いをして頂いて居ります
私はと言えば 某・ナベツネと呼ばれる人が ミスター3番の長嶋茂雄 懐妊と言う出来事の翌年から Gフアンで有る事を辞めてしまい 最近は殆んど野球観戦をする事は無く成りました