気の向くままに junne

不本意な時代の流れに迎合せず、
都合に合わせて阿らない生き方を善しとし
その様な人生を追及しています

'11. 詭弁で成り立つ増税  !!

2011年09月28日 | 日記・エッセイ・コラム

  被災地復興を拒む者は誰も居ないでしょう。 問題はその財源です。 果たして増税がその最初に来るものなのでしょうか? 確かに10兆円単位の財源が必要なのは想像に難くはありません。 その為には多少の増税も必要になるかもしれません。 でもその前に財源捻出をもっと大幅に出来る他の方法が有るのではないでしょうか。 吐き出せるものは吐き出し、郵政株の様にその為の法改正が必要なものは、法改正をすればいいのだし、公務員の報酬減俸だって大きな財源になります。 年間1兆円として10年間で10兆円にもなります。 この数字は決して不条理な数字ではありません。もともと公務員というのは国民の・国家の公僕なのですから、今のこの様な危機的状況の時にこそ、先ず自ら身を切る覚悟でいてもらわなければ困ります。一般の民間企業の社員とは異うのですから。政治家・官僚達は国民に負担をかける前に、先ず我が身に厳しくあって欲しいものです。 それであってこそ国を預かる者の姿でしょう。 そうでなければなりません。

  民主党の掲げたマニフェストなるものは、事の初めから実現不可能なものばかり。それに騙された国民にも非は有りますが、 マニフェスト詐欺としか言い様がありません。 政権を取って以来、想定外の事が起きたのは解らないではありませんが、所詮政治とは生き物。 その時々で修正しながら国家を運営して行かねばならないもの。 今となっては現状打破の為にマニフェストの一時凍結を、自ら宣言した方が国民の同意を得られると思うし、この期に及んでも実現不可能なマニフェストに拘る必要性など何処にも無いのです。  民主党は優先順位を明らかに間違えています。増税をする前に、マニフェストに拘る前に、何をすべきなのか、面子を捨てて行動すべきです。国民目線に立つ事と政権に固執する事と、一体どちらが大事な事か考え直すべきです。

  法人税は来年から10%で3年間、所得税は再来年から4%で10年間、煙草税に於いては5年間と10年間で其々来年10月から。・・という事にはなっている様ですけれど、本当にそうでしょうか? 復興増税という事で一応期限付きの物になってはいますけれど、額面通りには受け取れませんよ。 過去を振り返って下さいな。今迄の臨時増税で期限通り時効を迎え元に戻った事なんて有ったでしょうか? 何かに付けそのまま維持され、結局は恒久増税が初めから目論まれていたではないですか。 つまり今回の復興増税も、『復興支援の為』という看板を目玉商品として前面に打ち出した『詭弁』でしかないのでは・・という危惧が生じてきます。今ここで上げられた税金は、期限が来ても絶対に元には戻らないでしょう。 時の総理、竹下政権時代に始まった消費税3%だって、当初は恒久的な物ではなく臨時的な物であった筈。 それが色々と理由付けされ今の5%になってしまったのですよ。 増税には必ずそれらしくもっともらしい詭弁が付いて回るのです

  だいいち、煙草税を上げる論理的根拠が何処にも無いではないじゃないですか。 本当に税収を上げたいのならば、以前にも書きましたが、アルコール税を上げるべきです。その方が何倍もの収益を上げられるのは目に見えています。 老いのせいか狂気の大暴走をする藤井のジイサマ(政調会)と政治家の素質がまるで無い老婆・小宮山(厚生相)、 民主党にはこの様な愚かな年寄りしかいません。 そしてその愚行を止められる気骨の有る中堅どころも居ません。総理自体がそうなのですから。

   今の日本は増税に耐えられる体力は有りません。 とにかくこの様な「詭弁で成り立つ増を許してはなりません !!!

 


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