このところ、何度も書いているのですが、金(カネ)に縛られ過ぎではないかと。
確かに金は便利、物々交換では出来ない事が何でもできる。
反面、それがゆえに金に拘束されてしまう事が問題。
金を稼ぐために仕事をする。
仕事の対価として金を受け取る。
と言う事は自分の時間を金と引き換えにしている事。
仕事が楽しければそれでいい。
でも、最近ネットを見ているとブラック企業だとか、○○ハラスメントだとか。
嫌なら辞めてしまえば良いと思うのだが。
確かに辞めるのは難しい。
以前、隠居が働いていた会社もブラックと言うか、ヤクザと言うか、すごい所だった。
多くの人がボロボロになって辞めていった。
辞める時に拷問のような仕事を1か月間続けさせられる。
隠居も辞める時はあれをやるんだろうなあと思っていたが、仕事がめちゃ面白かったし、障がい者の隠居は他に行く当てがなかったので続けていた。
面白い仕事と言うのは大量の粗大ごみの中から売れそうな物を見つけ出す仕事。
この仕事を2年やったが、物の価値と言う物をいろいろと勉強した。
はっきり言ってグレーゾーンの仕事だと分かっていたが、知らん顔してやっていたw
世の中いろいろな物が捨てられていく。
だが、まだまだ使える物も多い。
特に古い物は若い人なら見た事も無いような物、昭和初期の農耕器具等から最新鋭だけどすぐ壊れる中国製の家電まで。
基本、破砕されてリサイクルされるのだが、そこから救出するのが任務だ。
その会社は結局、辞める前に倒産した(ようだw)
ある日突然、入り口がブロックされ入れなくなり終了。
もちろん、給料はもらえない。
後から家に社長がやって来て、一か月分だけ現金で給料をもらった。
まだ残りは貰っていないが3年ほど経ったのでナシだろう。
以前に恩もあったのでヨシとしている。
話が逸れてしまったw
言いたい事は、若い人たちに、仕事が終わって家に帰った時に「ああ、楽しかった」と思えるような仕事をして欲しいと言う事だ。
まあ、若いうちはいろいろと失敗して怒鳴られる事も多々あると思うけど、自分の時間を無駄にする事はしないで欲しい。
良く考えて、金持ちになる事は決して幸せでは無いと思う。
隠居は若いころから底辺で生きてきた。
そこには金持ちだった人が落ちて来る。
スポーツカーで人をひき殺してしまったり、事業を興してすべてを失った人とか。
隠居はずっと底辺で過ごし、未だに底辺で暮らしているが、結構楽しくやっている。
まもなく寿命も尽きるだろうが、いろいろな知識は暮らしを豊かにする。
決して金では買えない人生だった。
いや、まだ死んでいない。
死にそうだが死んでいない。
まだまだいろいろな事を吸収して行くつもり。
雨の日につまらぬ事を書いてしまったw
こんな日があっても良いのでは?
世の中は悪い方向へどんどん動いている。
騙されずに自分の知識をフル活用して生き延びよう。
敵はすぐそこまでやって来ている。
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