中3の時、受験勉強など一切せず、深夜にサッカー部の用具小屋に侵入し、
あろうことかクラスのアイドル的女子を呼び出し、安いウイスキー
(多分サントリーレッドのポケット瓶)でコークハイ(懐かしいw)
を作り、5、6人で酒盛りをしていた。
その子は決してヤンキーではなかった。
冗談で今夜1時にサッカー部の部室へ来い、と昼間伝えたら本当に来たので悪ガキ達は驚くやら喜ぶやら。
ただ途中の夜道が怖くて歩いていけない、というので俺が迎えに行った。
一緒に夜道を歩いた時は嬉しかったなあw
恥ずかしいので10mくらい離れて無言で歩いた。
何故普通の子がそこまでしたのか問い詰めると悪ガキ達の中に密かに
想いを寄せる子がいたからだった。
そいつらを屋外にある部室小屋に二人っきりにしてやり、あぶれた俺たちは
校庭の真中ですっかり氷の解けたコークハイを黙って飲んだ15の夜~♪
苦い酒だったぜw
「これが青春の味ってやつじゃねぇの?」と誰かが言ったので
みんなでそいつを軽くボコボコにしてやった。ボコボコにされたやつが
声を押し殺して笑うのがおかしくてみんなで声を立てずに笑った。
妙に青白い満月が深夜の校庭をバカに明るく照らしていた。
あまり部室の2人を放置しておくと何だかとんでもないことが起こりそうだったので、俺たちはそうっと様子を見に部室へ近づいた。
そこで俺たちが見たものは!
・・アイドル女子に膝枕してもらって眠りこける友達の姿だった。
てめーーいい加減しろよ?とそいつを叩き起こし、アイドルを丁重に5人で護衛、警備して自宅まで送り届けた。
途中の道で車が来るたびに脇の麦畑にダイブしてやり過ごした。
翌朝みんな元気に登校してきたがお互い顔を合わせてニヤニヤしてたなぁ。
ただあの子の顔はなんだか照れくさくてとても見れなかった。
この辺が汚れを知らない15才の限界だったのだ。
共通の秘密を持てただけで満足していた真夏の夜の夢、というお話。
この他、謎の菊枯らし事件とか、卒業式前夜最後の集会、
とかあるんだけどそれはまたの機会に。
あろうことかクラスのアイドル的女子を呼び出し、安いウイスキー
(多分サントリーレッドのポケット瓶)でコークハイ(懐かしいw)
を作り、5、6人で酒盛りをしていた。
その子は決してヤンキーではなかった。
冗談で今夜1時にサッカー部の部室へ来い、と昼間伝えたら本当に来たので悪ガキ達は驚くやら喜ぶやら。
ただ途中の夜道が怖くて歩いていけない、というので俺が迎えに行った。
一緒に夜道を歩いた時は嬉しかったなあw
恥ずかしいので10mくらい離れて無言で歩いた。
何故普通の子がそこまでしたのか問い詰めると悪ガキ達の中に密かに
想いを寄せる子がいたからだった。
そいつらを屋外にある部室小屋に二人っきりにしてやり、あぶれた俺たちは
校庭の真中ですっかり氷の解けたコークハイを黙って飲んだ15の夜~♪
苦い酒だったぜw
「これが青春の味ってやつじゃねぇの?」と誰かが言ったので
みんなでそいつを軽くボコボコにしてやった。ボコボコにされたやつが
声を押し殺して笑うのがおかしくてみんなで声を立てずに笑った。
妙に青白い満月が深夜の校庭をバカに明るく照らしていた。
あまり部室の2人を放置しておくと何だかとんでもないことが起こりそうだったので、俺たちはそうっと様子を見に部室へ近づいた。
そこで俺たちが見たものは!
・・アイドル女子に膝枕してもらって眠りこける友達の姿だった。
てめーーいい加減しろよ?とそいつを叩き起こし、アイドルを丁重に5人で護衛、警備して自宅まで送り届けた。
途中の道で車が来るたびに脇の麦畑にダイブしてやり過ごした。
翌朝みんな元気に登校してきたがお互い顔を合わせてニヤニヤしてたなぁ。
ただあの子の顔はなんだか照れくさくてとても見れなかった。
この辺が汚れを知らない15才の限界だったのだ。
共通の秘密を持てただけで満足していた真夏の夜の夢、というお話。
この他、謎の菊枯らし事件とか、卒業式前夜最後の集会、
とかあるんだけどそれはまたの機会に。