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福島健康調査の事前「秘密会」③

2012-10-03 19:42:00 | ノンジャンル
武田邦彦はこの記事について
【福島県の「秘密会議」と出席した人たちの犯罪性】とタイトルを付けた。
音声データもあり。
http://takedanet.com/2012/10/post_eba7.html


また、安斎育郎・立命館大名誉教授(放射線防護学)は
【議論封じ込めにつながる】と批判した。
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20121003ddm041040034000c.html

残念ながら国も、県も、専門家も全てグルだ。
その体質はまったく変革の兆しすら見られない。


山下はチェルノブイリも詳細に見てきた。
そのチェルノブイリ事故後、4年~5年で甲状腺癌が急増した時、
日本医師団は何と言ったか。

「広島、長崎では発症まで10年かかっている。」
「これほど早く発症するはずがない。」

先日の福島甲状腺のう胞発生率が40%を超えたとき、今度はなんと言ったか。

「チェルノブイリでは最短でも4年後からだ。」
「これほど早く発症するはずがない。」

お前らはキチガイのフリをした悪魔だ。


「福島健康調査の事前「秘密会」②

2012-10-03 19:34:00 | ノンジャンル
福島健康調査「秘密会」 「今後はやめる」 県担当者一問一答
(10/3 毎日新聞 東京版より)

秘密会の日程調整などを取り仕切っていた福島県保健福祉部の担当者との主なやり取りは次の通り。

 --検討委の会合ごとに秘密の準備会を開いていなかったか。

記憶にない。

 --昨年7月、秘密会の会場を急きょ変更し、口止めを図ったことはないか。

……覚えていない。

 --検討委の約1週間前に委員を呼び出したり、検討委と別に会場を設けたりしていなかったか。

……確認のため時間をください。

<約1時間中断>

 --確認できたか。

 指摘の通りの事実があった。毎回準備会を開催していた。

 --調査結果や進行についてあらかじめ話し合っていたのか。

事前に調査結果を説明し、委員に理解してもらったうえで臨んでほしかった。
事前に調査結果を配りたいが、それができない


 --マスコミに漏れるからか?

それもある。

 --なぜ隠していたのか。

隠していたつもりはないが、積極的に知らせるのは避けた。ナーバスになっていた。

 --県民に不安を与えないように検討委を進めたかったのか。

それはあった。
秘密会合と言われても否定できず、反省している。
こうした準備会は(今後)開催しない。


福島健康調査の事前「秘密会」①

2012-10-03 19:06:00 | ノンジャンル
遂に福島で小児甲状腺がんの患者が1例、発生した。

これを受けて福島県の「県民健康管理調査」では「秘密会議」が行われた。
これをすっぱ抜いたのは毎日新聞。

秘密裏に何を打ち合わせたか?

「甲状腺がんの発症と原発事故は関連性がない」
ということで専門家の意見を統一しましょう。

何なら私が関連性について質問をしますから、
皆さんで「関係ないよ」と否定してください。
意見がまとまらないと国民に不安を与えますから。


昨年5月から約1年半開かれた秘密会は配布資料を回収、
出席者に県が口止めした。
約30分の秘密会が終わると、県職員は
「資料は置いて三々五々会場に向かってください」といい、
「調整」が発覚するのを防いだ。
委員の方は「バラバラの方がいいかな」と言いながらエレベーターに乗り込み、会場の福島市内の会場に向かった。

秘密会メンバーは下記の通り。

明石真言 放射線医学総合研究所理事

阿部正文 福島県立医科大学理事兼副学長(教授)

春日文子 日本学術会議副会長(国立医薬品食品衛生研究所安全情報部長)

神谷研二 広島大学原爆放射線医科学研究所長・教授(公立大学法人福島県立医科大学副学長)(福島県放射線健康リスク管理アドバイザー)

菅野裕之 福島県保健福祉部長

児玉和紀 放射線影響研究所主席研究員

佐藤敏信 環境省環境保健部長

星 北斗 福島県医師会常任理事 .

安村誠司 福島県立医科大学医学部 公衆衛生学講座主任(教授)

山下俊一 福島県立医科大学副学長
(福島県放射線健康リスク管理アドバイザー)


隠蔽あるところに山下あり。

写真は秘密会を終えて三々五々、検討委員会の会場に向かう委員会メンバーら
=福島市杉妻町で2012年9月11日午後1時55分ごろ、武本光政撮影