じゅうのblog

こちらでボチボチ更新していく予定です。

『チリンのすず』 やなせたかし

2007年05月19日 21時55分23秒 | ■絵本
 寝る前に息子と絵本を読みました。

家族で高知に旅行した際にアンパンマンミュージアムで購入した、
『チリンのすず』です。


「アンパンマン」の大ヒットで有名な"やなせたかし"さんの初期の作品です。

狼の"ウォー"に母親を殺された子ひつじの"チリン"は、ある日"ウォー"を訪ね「ぼくもあなたのような つよいおおかみになりたい。ぼくをあなたのでしにしてください。」と頼みます。


"チリン""ウォー"の厳しい訓練に耐え、強い獣となり二匹で山々を暴れまわりますが、、、
 或る夜、"チリン""ウォー"を裏切り、仇討ちを果たします。

母親の復讐とはいえ、、、
親子同然に暮らしてきた"ウォー"を殺したことで、"チリン"の悲しみは、より一層深くなる… という、なんだか辛く悲しい物語です。

暴力(武力)に対し、暴力(武力)で返しても何も得るものはないんだ… ということを、少しでも息子が感じてくれるとイイですね。
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音がとびだす ゴジラと大怪獣えほん

2007年05月14日 23時33分25秒 | ■絵本
 先日、寝る前に息子と絵本を読みました。

息子が「ゴジラ」に夢中だった幼い頃にオークションで購入した、
『音がとびだす ゴジラと大怪獣えほん』です。


ゴジラの鳴声や放射火炎の音、キングギドラの鳴声など、8種類の効果音が出る仕掛付きです。


幼児向けの内容なので、物語自体は面白くないと思うのですが、、、
 私が読むのに合わせて効果音を奏でるのが楽しいようです。

息子の中で「ゴジラ」ブームは去ったようですが、たまには懐かしくなるんでしょうね。


久々に読んだら、、、
アンパンマンのシールがベタベタと貼ってあったので、読み終わったあとに剥がしました。

子どもって、なんでだかシールを貼るのが好きですよねぇ。

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『トリケラトプスとひみつの湖』 黒川みつひろ

2007年04月23日 23時28分12秒 | ■絵本
引っ越してから、なかなか絵本を読む機会がなかったのですが、、、
週末、久しぶりに『トリケラトプスとひみつの湖 -水生恐竜とたたかう巻-』を息子と一緒に読みました。


肉食恐竜のダスプレトサウルスはトリケラトプスの宿敵なのですが、まだ狩りができないダスプレトサウルスの子ども「プレト」をトリケラトプスの「リトルホーン」が、手助けしてやりながら、狩りを覚えさせる物語です。

途中、水生恐竜のスコミムスに襲われますが、二匹は果敢に闘います。
その中で「プレト」も狩りの技術を覚えて行きます。

息子のお気に入りの恐竜絵本のひとつで、ストーリーも覚えているはずなのですが、楽しそうに見て(聞いて)いました。

「プレト」が狩りを覚えることは、「リトルホーン」にとって脅威になることなんでしょうが、優しい「リトルホーン」は、ついつい手助けをしちゃうんですよねぇ。
そんな優しさを、少しでも感じとってくれたらと思います。

転勤してから、息子と接する時間が極端に短くなっているので、少しでも触れ合う時間を大切にしたいですね。
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『言葉図鑑⑥ くらしのことば』 五味太郎

2007年03月17日 10時36分29秒 | ■絵本
古本屋で購入した『言葉図鑑⑥ くらしのことば』を息子と読みました。
五味太郎の絵って、ほのぼのしていて好きなんですよねぇ。

この絵本はあいさつ言葉を中心に、生活の中での話し言葉がイラスト入りで紹介してあるので、実生活での利用シーンがイメージしやすいので気に入っています。


読んでいると、、、
同じ意味を持つ言葉でも、使う人や使い方で、色々な表現があるんだなぁ… ということに改めて気付かされます。

あいさつ言葉の中で「ふつつかものですが…」というあいさつが紹介されているのですが、、、
息子から「これ、どーゆー意味?」と訊かれ、ちょっと戸惑ってしまいました。

"ふつつかもの"って、何て意味なんでしょうねぇ。

何となく使っていても、キチンと意味のわかっていない言葉って、意外とあるもんですね。
子どもと話していると、わかっているつもりのことが、わかってないことに気付かされることが多いですね。

クスッと笑えるイラストやあいさつも紹介してあり、息子と楽しく読めました。

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『絵で読む 広島の原爆』 那須 正幹(著)/西村 繁男(絵)

2007年02月23日 21時23分06秒 | ■絵本
 先日、久し振りに息子と絵本を読みました。
絵本は小学校の図書館で借りてきた『絵で読む 広島の原爆』です。
原爆が落ちる前の美しい広島の街並みや生活、被爆直後の惨劇、そして復興した現在の姿について、大判のイラストとわかりやすい文書で説明してあります。
細かい解説のページも交えて解説してありますので、子どもだけでなく、大人も勉強になる作品ですね。

私の故郷で、約60年前に実際に起きた出来事です。
息子にも事実をしっかり伝え、平和の大事さを理解させたいですね。



そうそう、、、
息子がインフルエンザから回復しました。
 本日、小児科で治癒証明がもらえたので、
    来週からは小学校に復活です。

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『おおきなかぶ』 A・トルストイ(作)/佐藤忠良(絵)

2006年09月12日 23時15分33秒 | ■絵本
 息子と『おおきなかぶ』を読みました。


とーっても有名なロシア民謡の絵本です。
訳者や絵が異なる5種類くらいの絵本があるようですが、この絵本がイチバンしっくりきますね。



大きなかぶをみんなで力を合わせて抜くという単純な物語なので、小さい子どもにも理解しやすいし、ちょっと大きくなると、何度もくり返される「うんとこしょ どっこいしょ」というフレーズを一緒に読めるところも良いですねぇ。






でも、冷静に考えてみると、、、
かぶを抜くのにネズミやネコって、どれだけ役に立っているのかなぁ・・・ と疑問を抱いてしまいます。

あっ!これって、童心を忘れてしまったってことなのかなぁ。 (;´д` )

童心にかえって、もっと素直に読めるようにならなきゃいけませんね。
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『しずくのぼうけん』マリア・テルリコフスカ/ボフダン・ブテンコ

2006年07月11日 06時07分52秒 | ■絵本
息子はだいぶ元気になったのですが、、、
  今日は学校を休ませ病院で診察を受けました。 

まだ、完治していないとの診断で点滴を1本打って帰宅。

2~3日は外で遊ぶことが禁止されたので、外遊びが好きな息子にとっては苦痛でしょうね。

1日中、家にいると息子と嫁さんもお互いストレスが溜まるようなので、仕事を早めに切り上げ、夜は息子の相手をしてやり、寝る前には絵本を読んでやりました。

息子が選んだのは『しずくのぼうけん』でした。
おばさんのバケツから飛び出した"しずく"が、長い冒険の旅に出る物語です。

旅の過程で、水蒸気になったり、雲に集まって雨になって降り注いだり、凍ったり、、、と水の性質が良く理解できる内容になっています。
・水蒸気って何?
・水が岩を割れるの?
・こうして洗濯物は乾くのか
・つららってこうしてできるのか 等々
息子と色々とやりとりしながら読み進めて行くことができます。


ラストの「それから きっと もういちど、ぼうけんの たびに でるだろう」というフレーズも良いですねぇ。
キチンとラストを明示せず、次を予感させるような終わり方って結構好きです。

この絵本、絵も大好きなのですが、話のテンポが非常に良いのが気に入っています。
「内田莉莎子」さんの訳が絶妙で、歌を詠むような感覚で読み進んで行けるところが大好きです。

万年筆で書いたような文字がとても素敵で、こんな字が書けたらなぁ・・・ と羨ましく思います。



この絵本、読んでいて絶対に噛んでしまうところがあるんです、、、

それは作者名・・・ ポーランドの方らしいのですが"マリア・テルリコフスカ"とか"ボフダン・ブテンコ"って、読みづらいですよねぇ。 (;´д` )
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『やこうれっしゃ』 西村 繁男

2006年07月08日 07時16分42秒 | ■絵本
息子と『やこうれっしゃ』を読みました。
夜行列車が上野駅を出発して金沢駅までに到着するまでの間の車内の様子を事細かに描いた絵本です。

今は珍しくなった夜行列車、寝台列車の様子が、大人にも子どもにも魅力的です。
電車好きにはたまらないでしょうね。

あと特徴的なのは、一切、文章が無いこと。
だから読むというよりは "見て""想像する" という感じの絵本です。


乗客、一人ひとりの表情まで細かく描かれているので、
・どういう状況なのか?
・どんな話をしているのか?
色々と想像できます。

文章が無いので、読む人それぞれが物語を作ることができます。
息子と話ながら読めるし、イマジネーションが広がる、良い絵本だと思いますね。

息子のお気に入りの一冊です。
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『おばけのこもりうた』 せな けいこ

2006年07月06日 06時28分29秒 | ■絵本
夜風が生ぬるくなる季節には"せな けいこ"さんのおばけえほんシリーズがピッタリなんですよね。

ということで、息子と『おばけのこもりうた』を読みました。


おばあちゃんが孫たちを寝かしつけるためにお化けの子守唄(かぞえ唄)を唄います。

「ひとつ
 ひとつめこぞうが あくび そろそろ おやすみ ねんねんよう」


「ふたつ
 ふねでは ふなゆうれいが ざぶざぶ おやすみ ねんねんよう」

「みっつ
 みあげりゃ みこしにゅうどう のびろよ のびろ ねんねんよう」
  ・
  ・
  ・
唄いながらおばあちゃんも眠ってしまいます。

「とおで とうとう みんなが ねむった ねんねんよう ねんねんよう」



読んだあと、息子に「早く寝ないとお化けが出るよー」と言うと、頑張って、早く寝ようとしているようです。
当分は早く寝付かせる手段に使えそうですが、あまり恐れさすと夢に出ちゃいけないので、ほどほどにしておきましょう。

この絵本、読むというよりも唄うって感じなので、唄うのが下手な私にとってはツライ内容なんですよねぇ。
他人には絶対に聞かれたくないですね。
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『いっしょにあそぼ おまめもいれて』 藤本ともひこ

2006年07月04日 06時21分09秒 | ■絵本
息子と『いっしょにあそぼ おまめもいれて』を読みました。
この絵本は幼稚園から毎月もらって帰っていた「かがくのとも」シリーズの絵本で、幼稚園卒業前に最後にもらってきた2006年3月号です。

年下の子どもたちを「おまめ」と呼んで特別なルールを設けて対等に遊ぶ物語で、小さな子どもと大きな子どもが一緒に遊ぶための知恵が満載です。

年齢差があっても工夫次第で一緒に遊べることがよく理解できる物語になっています。

息子も小学校の高学年の子どもから幼稚園の子どもまで、幅広い年代の子ども達と社宅で一緒に遊んでいるので、それぞれが楽しめるように、うまく遊んでくれるとイイと思います。

巻末に「おまめルール」の解説もあるので、実際に「おまめルール」で遊んでみることもできますよ。
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