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『三面記事の女たち-愛の巣-』 2015年日本

2022年07月06日 21時51分13秒 | ■映画・ドラマ
    "三面記事の女たち-愛の巣-"


先日、BSフジで放映していた『三面記事の女たち-愛の巣-』を観ました。

-----story-------------
閑静な住宅街で放火事件が起きた。
帝都新聞社会部の「長谷部章子(田中麗奈)」は、新人の「桂木結平(千葉雄大)」を連れて現場に駆けつけ、警視庁捜査一課刑事「梨山里衣子(原田美枝子)」の姿を見つけ躊躇せず近づいていく。
そんな「章子」にあわてる「桂木」だが、2人は良く知った仲らしい。
亡くなったのは地域の町内会長「川口トヨ」66歳。
町内会役員の「荒井智博(柏原収史)」によると、近所に住む「小林美枝子(寺島しのぶ)」とトラブルを抱えていた。
すぐに「美枝子」の家を訪ねる「章子」「桂木」だが、家の外観に驚く。
高いバリケードのような塀に有刺鉄線が張り巡らされ、庭には、転々と配置された大きな石…まるで要塞のような奇妙な家なのだ。
インターホンを押した「章子」は、「美枝子」が対応に出てきた隙に家の中をのぞき込み外の奇妙さとはかけ離れ、きれいに片づけられている家の中に驚く。

「美枝子」は10年ほど前から近所とトラブルを起こすようになり、段々と塀のバリケードを高くしていき、外出する際には白い日傘を使うようになっていったらしい。
また、同じ時期に夫の「小林正文(林泰文)」は高校教師から塾の講師に転職していた。
「章子」「美枝子」について調べるために、妹の「江藤房江(板谷由夏)」を訪ねる。

そんな時にまた放火事件が発生する。
燃えさかる炎を前にして泣き叫んでいたのは、「美枝子」だった。
燃えていたのはあの要塞のような家…、そしてその焼け跡から、白骨化した遺体が発見される。
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「角田光代」の小説をドラマ化した作品です。


新聞記者の「章子」が事件の真相を追う… 閑静な住宅街で放火事件が発生、、、


「章子」「桂木」が取材すると、放火で亡くなった町内会長が近所に住む「美枝子」とトラブルを抱えていたことが判明する… 二人は「美枝子」の家を訪れるが、要塞のような外観に衝撃を受ける。



姉妹の愛憎… 心が痛いと感じるほど、迫るものがある作品でしたね、、、


血が近いだけに、嫉妬や競争心が生じ、自分の方が相手よりも幸せであると思い込みたくなるんでしょうねー 怖いけど、目を背けることができない… そんな関係性が巧く表現されていたと思います。


-----staff/cast-------------
原作 - 角田光代「愛の巣」(文春文庫刊『三面記事小説』所収)
監督 - 廣木隆一
脚本 - 水橋文美江、来島麦
音楽 - 遠藤浩二
ロケ協力 - いわきフィルム・コミッション協議会、いわき市消防本部、いわき市役所、いばらきフィルムコミッション、ネクスト情報はましん ほか
視覚効果・CG - 松本肇、COROHA.LLC
特殊効果 - パイロテック
操演 - ローカスト
美術協力 - JOYART、高津装飾美術
音響効果 - シネマサウンドワークス
取材協力 - 朝日新聞社、法科学鑑定研究所
制作管理 - The fool
企画 - 赤池洋文、高木明梨須
プロデューサー - 新井順子(ドリマックス)、浅野敦也(ドリマックス)
制作 - フジテレビ
制作著作 - ドリマックス
出演:
 長谷部章子 - 田中麗奈
 梨山里衣子 - 原田美枝子
 桂木結平 - 千葉雄大
 小林美枝子 - 寺島しのぶ
 小林正文 - 林泰文
 荒井智博 - 柏原収史
 國原晃子 - 蜷川みほ
 木ノ浦 - 西村雅彦
 江藤房江 - 板谷由夏
 江藤大志 - 宅間孝行
 湯本美加 - 於保佐代子
 三井賢太郎 - 佐々木大介
 谷浦櫂人 - 池岡亮介
 その他 - 伊藤洋三郎、三坂知絵子、牧村泉三郎、朝倉さくら、山中章子、村山喜彦 ほか









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