『新・刑事コロンボ／初夜に消えた花嫁』 1992年アメリカ

　　　　"COLUMBO: No Time to Die"


先日、BS-TBSで放映していた『新・刑事コロンボ／初夜に消えた花嫁』を観ました。

-----story-------------
「コロンボ」は、甥の「アンディ刑事」とモデルの「メリッサ」の結婚式に出席し、親代わりとしてスピーチを披露する。
しかしその夜、花嫁はホテルから姿を消し、現場からは麻酔薬の染み込んだ綿が発見されたため、誘拐事件として捜査が開始される。
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刑事「コロンボ」シリーズの第11シーズンの第60話にあたる作品、、、


「コロンボ」シリーズらしくない作品で、正統派の刑事モノ（サスペンス作品）でした…　「エド・マクベイン」原作（原案）だからでしょうね。

「コロンボ」特有の推理もあるものの、刑事たちの捜査劇が中心…　「コロンボ」が陣頭指揮をとって誘拐犯（実は変質者）に迫るシナリオは悪くないし、愉しめる展開にはなっていますが、「コロンボ」シリーズらしさがないので、賛否両論があるようです。

ラストの犯人の処置もシリーズ中では前代未聞、、、

誘拐犯の自宅に強行突入して銃殺ですからねぇ…　後期の作品は、違う趣向を目指したんでしょうかね。


物語の方は、、、

パーティ会場を写した数点の写真から犯人を特定したり、


事件当夜不審な車を目撃した老人の証言から犯行に使われたクルマ（救急車）を特定したり、

というところが見どころでした。


偏執的で利己的な愛情を監禁・強引な結婚…　というカタチで実行に移すストーカー的な犯罪行為は、当時、既にアメリカでは問題になっていたのかもしれませんね、、、


最近、日本でも女性を監禁していた事件が何件か発生しています…　他人事ではなくなってきていますね。


-----staff/cast-------------
監督：アラン・Ｊ・レヴィ
製作：クリストファー・サイター
共同製作：トッド・ロンドン
企画：リチャード・レヴィンソン
　　　ウィリアム・リンク
原案：エド・マクベイン
脚本：ロバート・ヴァン・スコヤック
撮影：ジョージ・コブラサ
音楽：パトリック・ウィリアムズ
出演：
　ピーター・フォーク
　ジョアンナ・ゴーイング
　トーマス・キャラブロ
　ダン・バトラー
　ダグ・サヴァント
　ダニエル・マクドナルド
　ダニエル・デイヴィス
　ランス・ルゴール
　ジュリエット・ミルズ
　デヴィッド・バード
　ドン・スウェイジ
　ドナルド・モファット