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『剣客商売3 第5話「金貸し幸右衛門」』 2001年日本

2022年04月23日 19時23分07秒 | ■映画・ドラマ
   "剣客商売3 第5話「金貸し幸右衛門」"


先日、BSフジで放映していた『剣客商売3 第5話「金貸し幸右衛門」』を観ました。

-----story-------------
「秋山小兵衛(藤田まこと)」は、浅草寺の境内で見かけた自分と同年配の老人のことがどうも気になった。
若い娘の後を追うが、顔を見て人違いと分かったらしく頭を下げる。
ととのった身なりに脇差を差しており、ただの町人には見えない。
その老人が「小兵衛」行きつけの不二楼で一人で酒を飲んでいた。
「おもと(梶芽衣子)」によれば、老人は「浅野幸右衛門(米倉斉加年)」という高利貸しだという。
「小兵衛」は、店を出た「幸右衛門」をつける浪人を見つけ、後を追う。
浪人は人通りのない夜道で「幸右衛門」に襲いかかるが、「小兵衛」によって阻まれる。
浪人は名を「藤丸庄八(阿南健治)」と言い、「三冬(大路恵美)」の知り合いだった。
剣術の稽古にも出ない「藤丸」を心配した「三冬」が、「藤丸」の長屋を訪ねる。
「藤丸」は、人を斬る仕事で金を貰ったが、腕のたつ老人に邪魔されたと話す。
「三冬」は、その老人とは「小兵衛」だと察する。
「三冬」から悪の道に入ろうとしていたのを諌められた「藤丸」は雇い主に金を返しに行くが、それが仇となって殺されてしまう。
雇い主は「川田十兵衛(富家規政)」という御家人で、弟の「平四郎(林統一)」と暮らしていた。
一方、「幸右衛門」は命を助けられたお礼にと不二楼で「小兵衛」に一席設けていた。
「幸右衛門」の悩みは、昨年秋に一人娘「お順」が、母親の墓参に出かけて女中の「おうの(平沙織)」とはぐれ、行方不明になったことだ。
「幸右衛門」宅を訪ねた「小兵衛」は、金蔵に案内される。
千五百両もの金があるという。
「藤丸」を雇った「川田十兵衛」とは、貸した金をめぐって問題もあるようだが…。
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「藤田まこと」主演の『剣客商売』の第3シリーズの第5話(最終話)にあたる作品です。


「小兵衛」は金貸し「浅野幸右衛門」が、斬られそうなところを救ってやる… 「小兵衛」は、「幸右衛門」が昨年秋から消息を絶った一人娘「お順」を必死に捜していることを知る、、、


この娘の失踪の影には、御家人「川田一味」の陰謀があった……。


「幸右衛門」が、一人娘「お順」の死を受け止め、慟哭するシーンが切なかったですね… 金貸しという職業が、娘を死に追いやる原因となったことから切腹ではなく、首をくくるという方法を選んだのもぐっときましたね、、、

第4話に続き「大治郎」が登場しない作品でした… この後の第4シリーズからはキャストが替わるので、何かあったのかもしれませんね。



-----staff/cast-------------
原作:池波正太郎(新潮文庫刊)
企画:市川久夫 武田 功 遠藤龍之介
プロデューサー:能村庸一 保原賢一郎 佐生哲雄
脚本:田坂啓
音楽:篠原敬介 
監督:酒井信行
制作:フジテレビ 松竹株式会社
キャスト:
 秋山小兵衛:藤田まこと
 佐々木三冬:大路恵美
 おはる:小林綾子
 不二楼 おもと:梶 芽衣子
 四谷の弥七:三浦浩一
 傘屋の徳次郎:山内としお
 長次:木村 元
 およね:江戸家まねき猫
 浅野幸右衛門:米倉斉加年
 藤丸庄八:阿南健治
 おうの:平沙織
 川田十兵衛:富家規政
ナレーター:橋爪 功




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