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『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』 1982年日本

2022年01月05日 13時30分00秒 | ■映画・ドラマ
    "男はつらいよ 花も嵐も寅次郎"


先日、BSテレ東で放映していた『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』を観ました。

-----story-------------
「フーテンの寅」こと「車寅次郎」の活躍を描いたシリーズ30作目。
脚本は前作『寅次郎あじさいの恋』と同じく「山田洋次」「朝間義隆」の共同執筆、監督は「山田洋次」、撮影は「高羽哲夫」がそれぞれ担当。
青年と娘の恋の仲立ちをする「寅次郎」の姿を描く。
今回のゲスト出演者は「田中裕子」「沢田研二」

「寅次郎」は大分の湯平温泉で「三郎」という青年に出会う。
「寅」は、亡くなった母の遺骨を埋めに来たという「三郎」をいたく気に入る。
「寅」は供養の席を設けるのだが、そこに同じ温泉宿の客である「螢子」という娘もいた。
ほどなくして、「三郎」「螢子」に求婚するのだが…。
一途な「三郎」と、二枚目過ぎると乗り気ではない「螢子」
「寅次郎」は二人を結びつけるために画策する。
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1982年(昭和57年)に公開されたシリーズ第30作… 「土曜は寅さん!4Kでらっくす」で毎週、シリーズ作品が観れると思うと愉しみですね。



「寅さん」が旅先で見る夢の舞台は『ウエストサイド物語』の世界であり、「寅さん」は、「ハンフリー・ボガート」風ファッションの「ブルックリンの寅」であり、「スケコマシのジュリー(沢田研二)」と対決し、貫録勝ちする。


大分県湯平温泉の馴染みの宿… 「寅さん」は、ここで母が女中をしていたという「三郎」のために、彼女の法事をしてあげようと一肌脱ぐ、、、


たまたま同宿だったデパートガール「螢子」たちも焼香し、翌日、「寅さん」「三郎」「螢子」たちは皆でドライブを楽しむ… すっかり仲良くなった「螢子」たちが東京へ帰る日、「三郎」は彼女に向って「ぼくとつきおうて下さい」と叫んだ。


余りにも不細工な求愛にあきれた「寅さん」「三郎」相手に模範的な口説き方を伝授する… その後、「螢子」がとらやを訪ね「寅さん」と再会する、、、


あまりにも二枚目すぎると敬遠する「螢子」と、今や何事も「寅さん」を師と仰ぐ「三郎」の純情… 「寅さん」の侠気は二人の仲を取り持ち、またもや恋の指南役を買って出ることに。



今回の「寅さん」は、恋のキューピッド役を買って出るパターンでしたね、、、

結婚することを決めたという「螢子」の電話を聞くと、「寅さん」は、これからやって来るという二人は待たずに旅に出ます… この幕切れが、「寅さん」にとっての美学なんでしょうね。



-----staff/cast-------------
監督:山田洋次
製作:島津清
   佐生哲雄
企画:小林俊一
原作:山田洋次
脚本:山田洋次
   朝間義隆
撮影:高羽哲夫
美術:出川三男
衣裳:松竹衣裳
編集:石井巌
作詞:星野哲郎
作曲:山本直純
音楽:山本直純
唄:渥美清
出演:
 渥美清 車寅次郎
 倍賞千恵子 さくら
 田中裕子 螢子
 下絛正巳 竜造
 三崎千恵子 つね
 前田吟 博
 太宰久雄 社長
 佐藤蛾次郎 源公
 吉岡秀隆 満男
 内田朝雄 勝三
 児島美ゆき ゆかり
 馬淵晴子 絹子
 殿山泰司 和尚
 アパッチけん 測量技師
 光石研 助手
 高城美輝 スナックのママ
 笠井一彦 工作員A
 朝丘雪路 桃枝
 笠智衆 御膳様
 沢田研二 三郎








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