2014年11月21日 第1刷発行
著者は"ともい ひつじ"。1981年3月4日生まれ。群馬県高崎市出身で在住。國學院大學文学部哲学科卒業。2011年、『僕はお父さんを訴えます』で第10回『このミステリーがすごい!』大賞の優秀賞を受賞してデビュー。
ビジネス街の一角、古いビルの一階に店を構えるスープ専門店「しずく」。そこのマスター麻野、娘の露が客の悩みを解決していくという話。
図書館で「ビブリア古書堂の事件手帖」の乗りで手に取った本。謎解きとあるからそういう類なのだろうと。読み進めるに従い店の店名の由来、シェフや娘、店員の過去がわかってきてけっこう重い設定だった。シリーズ化されていてかなりの部数が出ている。
(2021年12月 西宮図書館)