投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

マッドマックス 怒りのデス・ロ-ド

メイキング・オブ・マッドマックス 怒りのデス・ロ-ド
クリエーター情報なし
玄光社



先日、会社の帰りにタイミングが合ったので「マッドマックス 怒りのデス・ロ-ド」を観てきました。3D作品。

映画館で席を予約する時、モニターで選ぶ席がほぼ満席に見えて焦るが逆だった。実際はガラガラ。当たり前か。ウィークデーの夕方、いくら評判が上々でも満席になるわけはない。いつもどおりスクリーンを真正面に見据える席を取って珈琲を片手に2時間楽しむ。

もうバカバカしいほど面白い。褒めている。大賛辞である。気分スッキリ。2時間があっという間に過ぎる。静かなのは最初の数分。後は全編アクションの連続。登場人物の背景とかの説明は省かれているけど、登場人物の背景や彼らが住む世界の状況を一瞬で理解させる作りになっている。本当に一瞬で把握できる。自分はなんで初見の物語の世界の背景が理解できるのか、もしかして俺って頭がいいのかと勘違いするくらい。観た後からネットで調べると自分がスクリーンを観ながら想像していたことと変わりないことが登場人物の背景として書かれていた。くどくどと説明調にせず大胆にカットして充分に状況を観客に理解させるように作ってある。作り手はたいしたもんだと思う。

不満点を一つ。V8インターセプターが映画の冒頭しか出てこないこと。中盤まで敵役に鹵獲されたものがチラチラと出ては来るが、最後は取り戻すのかと思っていたら、結局大破して行方知れず。ものすごく残念。

それと前作のマッドマックス/サンダードームから30年経っていたことに驚く。年寄が嫌われることの一つに昔話がある。時の隔たりを忘れてしまっていてエピソードだけを覚えているからだけど、真面目に今回は30年!と驚いた。本当に時の流れるのは速い。マッドマックスを観たのは20歳の時。それも35年前。それから数年で二作つくられていたわけだ。こんなに場面の一つ一つが記憶に残る映画も珍しい。今回の4作目も良い意味でバカバカしくて本当に良い出来だった。
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