最近は更新していないが、展覧会訪問をしていないわけではない。
この時期に訪問した展覧会名だけでも、記録しておく。
<その1>
生誕100年 松本俊介展
2012年11月23日~2013年1月14日
世田谷美術館
・訪問日は最終日。大雪の日。
・行き帰りの電車が遅延。さらに、用賀駅から美術館までの往復歩きに苦戦した。
・こんな日でも館内には相応に観客がいた。
<その2>
書聖 王義之
2013年1月22日~3月3日
東京国立博物館
・私のような、書の世界おんち、中国史おんちでも知る名前。
・確か真筆は現存しない、と記憶していたが、やっぱり現存しない。模写がありがたがれている。西洋絵画では、あのレオナルドでもありがたがられない。せいぜいラ・ツゥールくらい(なぜラ・ツゥールに限り、模写がありがたがれるのだろう)。
・ほとんど国内所蔵作品なのに少し驚き。
・摸本4点(特にプリンストン大学付属美術館所蔵作品)をメイン鑑賞。
<その3>
明治十二年明治天皇御下命「人物写真帖」-四五〇〇余名の肖像
2013年1月12日~3月10日
三の丸尚蔵館
・明治12年、明治天皇が深く親愛する群臣の肖像写真を座右に備えようと、その蒐集を宮内卿に命じられたことに始まり、宮内省主導のもと、大蔵省印刷局が撮影や写真帖の制作を担当にこの事業は進められた。現存する写真帖の総冊数は39冊、皇族15方、諸官省の高等官ら4531名が収められている。
・写真帖39冊が展示(何回か数えたがどうしても38冊にしかならなかった)。うち半分弱について、開いたページの写真実物が見れる(係員と観客との会話が聞こえてきたが、どうやら毎週ページ替えしているらしい)。
・メインは、いわゆる著名人の拡大写真と人物紹介からなるパネル展示。
<その4>
日本の民家一九五五年
2013年1月12日~3月24日
パナソニック汐留ミュージアム
・1955年当時でも、古くて(その当時で100年くらい前?)、かつ、きちんと維持・機能していて、周りに近代的な建築物がないところなんて相当稀有だったでしょう。
まして2013年現在では、これら建物は、残っていたとしても、博物館としてしか存在していないのでしょう。
・素敵な写真展でした。
・埼玉県川越市の旧原田米穀店にある看板「主食は現金」が気になる。
<その5>
歌舞伎 江戸の芝居小屋
2013年2月6日~3月31日
サントリー美術館
・「歌舞伎図巻」(徳川美術館蔵)をじっくりと見た。
<その6>
始発電車を待ちながら
2012年10月1日~2013年2月24日
東京ステーションギャラリー
・自分のSuicaを利用して、自分の行動範囲がわかる、といった展示があり、試したが、よくわからなかった。