国際モーツァルテウム財団コレクション モーツァルトの顔-18世紀の天才をめぐる6つの物語-
2011年11月19日~11月25日
第一生命本社1Fギャラリー
祝日、有楽町に行く用事があり、本展にも寄ってみました。
ランゲ作のモーツァルト肖像画が展示されていると知ったからです。
モーツァルトどころかクラッシック音楽自体に疎い私。
「日本初公開」、「小林秀雄の著作でどうのこうの・・・」というのが気になっただけ。
ランゲの名前も初耳。どんな作品なのかも全くイメージなし。
すっかり暗くなった17時過ぎの訪問。ガラガラかと思ってましたが、来場者が結構います。人気があるんですね。
会場は狭く、展示品数もそれに応じて少ないです。
見どころは、
ランゲ作のモーツァルト肖像画(ランゲはモーツァルトの妻の姉の夫とのこと)
モーツァルトの自筆譜3点(私にはありがたみを感ずる能力がないです)
モーツァルトの遺髪
といったところでしょうか。
モーツァルトの年譜を見て、ゴヤと同時代人だったのだなあと感心。
モーツァルトは1756年生。ゴヤは1746年生で、10歳違います。
モーツァルトは1791年没。ゴヤが重病に倒れ、回復したものの聴力を失ったのが1792-93年。
仮にゴヤがそのとき亡くなっていたら、美術史上燦然と輝く巨匠という位置にはいなかったでしょう。
開催期間は1週間。あと2日で終わりです。
19時30分までやってます。出品目録がなかなか立派です。入場無料。