世界に3点しか存在しないとされていた《曜変天目茶碗》、幻の4点目の発見!?
12月20日放送の『開運!なんでも鑑定団』に登場するらしい。
現存する3点はいずれも国宝指定。
・静嘉堂文庫美術館蔵
・藤田美術館蔵
・大徳寺龍光院蔵
この分野に特段の関心を持ったことがない私ですら、うち2点を見たことがある。
この分野に特段の関心を持ったことがなくても、こういう話題は好きなので、まずは番組を見てみよう。
【追記】
25,000,000円か。
見たことのある2点と比べると、色合いは地味かなあ。
照明により印象が随分変わってくるようである。
藤田美術館蔵
水戸徳川家に伝来。
大正7年10月、水戸徳川家の家宝が売立てにかけられ、曜変天目茶碗は5万3800円で藤田平太郎が入手。その売り立てでは4番目の高値。当時の総理大臣の月給がおよそ1000円である。
静嘉堂文庫美術館蔵
徳川将軍家所蔵であったものが、三代将軍・家光の時代、春日局を経て、後に淀藩主となる稲葉家へ伝えられたとされる。
大正7年3月に売り出され、16万8000円で小野哲郎が入手。その後、昭和9年に約9万円で岩崎小弥太が入手。
大徳寺龍光院蔵
龍光院は、京都市北区紫野にある臨済宗の寺院。観光を目的とした拝観は一切受け付けておらず、特別公開の類も行わない。いわゆる拝観謝絶の寺院である。(wikipediaより)
なので、曜変天目茶碗が公開される機会は極めて稀のようだが、1990年および2000年に東博で開催された「日本国宝展」(wikipediaより)など、稀に展覧会に出品されているらしい。ならば、2017年の京博の「国宝展」に出品されるかも。
徳島・個人蔵
ご当地ラーメン(徳島ラーメン)の激戦区で「支那そば 巽屋」を営むご主人。お宝は、腕利きの大工にして骨董好きだった曾祖父が、明治時代に戦国武将・三好長慶の子孫が暮らす武家屋敷の移築を請け負った際、大枚を叩いて購入した大量の骨董の一つ。その殆どが昭和20年の徳島大空襲で焼失してしまったが、このお宝は三好家の家系図など雑多な物と一緒に郊外の資材置き場にしまいっぱなしになっていたため、難を逃れた。(「開運!なんでも鑑定団」番組HPより)