今年の初詣は、調布市の深大寺。
深大寺そば「湧水」目当てであるが、もう一つの楽しみが深大寺の白鳳仏、国宝《銅造釈迦如来倚像》の拝観。
1913年(大正2年)、旧国宝指定。1950年(昭和25年)、文化財保護法施行で重要文化財。そして昨年(2017年)3月、新国宝指定。
参道には「東日本最古の国宝仏」のぼりがあちらこちらに。
白鳳仏が安置される釈迦堂。ガラス越しに白鳳仏を拝むことができる。
「国宝仏拝観」「国宝仏拝観入口」「出口専用」の白い看板がえらく新しい。
重要文化財時代は、釈迦堂に2方向から入れたが、国宝になって1方向からの入場となっている。「拝観目的以外の通り抜け、散歩等禁止」とある。
重要文化財時代も、不可だったと思うが、国宝になって「撮影禁止」が目立つように掲示されている。
重要文化財時代も、実は不可だったのかもしれないが、国宝になって「釈迦堂前 犬の散歩禁止」が明示されている。キャリーバッグやカートに入れればOKなのかもしれない。
重要文化財時代に比べ、国宝となって拝観者が増えている気がする。入口には係員も配置されている。
重要文化財時代、そして国宝となってからも今のところは特別拝観期間として拝観無料。ただし、今年(2018年)4月からは拝観料大人300円(高校生以下無料)となるという。国宝となると維持費用も嵩むのだろう。