ルート・ブリュック 蝶の軌跡
2019年4月27日〜6月16日
東京ステーションギャラリー
(美術館サイトのお知らせより)
2019.5.8
「ルート・ブリュック」展は全点作品撮影可能としておりましたが、カメラのシャッター音に対する苦情が著しく多いため、3階展示室のみ撮影可能とし、2階展示室での撮影は禁止といたします。 なお、作品の上からの撮影、フラッシュ撮影、動画撮影はすべて禁止です。
はい、私も「カメラのシャッター音」の一員です。個人的には、音によるというよりも、撮影行為そのものによるような気がしますが。
と思いつつ、撮影禁止の2階展示室に移ると、急に静かで神聖さすら感じるような空間。音対策は重要だ、と認識を新たにする。
前の鑑賞ですっかりお気に入りとなった、フィンランドの国民的セラミック・アーティストであるルート・ブリュックの回顧展を再訪する。
で、写真撮影可の3階展示室の作品を多数撮影させていただいたので、画像を掲載させていただく。
第1章「夢と記憶」より。
1940年代の作品。
散髪
第2章「色彩の魔術」より。
1950〜57年頃の制作。
ライオンに化けたロバ(部分)
ライオンに化けたロバ(部分)
母子
ダンス
ダンス
三つ編みの聖母(部分)
キルト
母子
お葬式
ルート・ブリュック(1916〜99)
フィンランドの国民的セラミック・アーティスト。
1942年よりアラビア製陶所・美術部門の専属アーティストとして活動。51年のミラノ・トリエンナーレでグランプリを受賞。60年代から膨大な数のタイルピースを組み合わせた抽象的で立体的な作品へと移行し、市庁舎、銀行、大統領邸などの大型インスタレーションを手がける。