今年1月に初めて購入した「東京駅周辺美術館共通券」。
今般、無事に利用が完了した。
利用状況は、次のとおり。
1)出光美術館
1/10~ 2/15 物語絵-<ことば>と<かたち>
2)ブリヂストン美術館
~1/12 ウィレム・デ・クーニング展
3)三菱一号館美術館
2/ 7~ 5/24 ワシントン・ナショナル・ギャラリー展
そして、
4)三井記念美術館
6/20~ 8/16
錦絵誕生250年 フィラデルフィア美術館浮世絵名品展 春信一番!写楽二番!
展示室4から展示が始まる(展示室1~3は、三井記念美術館所蔵の工芸品の展示)。
前後期制(後期は7/22から)で、全150点。6点のみ通期展示で、それ以外は入れ替わる。
「一番」の春信はさておき、二番の写楽を含めて、総花的で薄味かなあ。
なお、春信没後200年にあたる1970年に、東京国立博物館とフィラデルフィア美術館で回顧展が開催されたとのこと。春信に強いのですね、フィラデルフィア美術館は。
5)東京ステーションギャラリー
5/30~ 7/20 没後30年 鴨居玲展
千葉そごう、横浜そごうに次ぐ、3度目となる回顧展鑑賞。
前回鑑賞した横浜そごうの回顧展は、没後25年だった。
記憶も曖昧になっているし、慣れもあるのだろうけれども、回を追うごとに小さくなっている感。
私の好む1970年前半のスペイン滞在時代のモティーフ、酔っ払い、廃兵、老人、老女の作品が過去に比して少なめかな、実はそうでもないのかな。
今回は、晩年の自画像に注目。
No.58≪1982年 私≫、No.60≪ミスターXの来た日1982.2.17≫、No.61≪1983年2月3日 私≫、No.66≪勲章≫など。
≪1982年 私≫は2度目の観賞となるが、今回、その重たさを感じる。
来年も東京駅周辺美術館共通券を購入しよう。
来年は4館か。ならば2,500円かな。