2021.1.12
令和3年4月1日より会員制度を改定いたします。
令和2年4月1日の総合文化展観覧料金改定や新型コロナウイルス感染症拡大による博物館を取り巻く環境の変化を受け、会員制度全般を改めさせていただきます。
【新しい個人向け会員制度】
・現行の「メンバーズプレミアムパス」および「友の会」の後継制度が、新たな「友の会」となるようだ。
・「国立博物館メンバーズパス(4館共通)」は継続で、料金改定。
以下、特典抜粋。
1 友の会
・料金
7,000円
・4館平常展
本人のみ何度でも無料観覧
・東京の特別展
無料鑑賞券3枚
・京都・奈良・九州の特別展
本人のみ何度でも団体料金割引
(設定がある場合)
2 国立博物館メンバーズパス(4館共通)
・料金(一般)
2,500円(現行:2,000円)
・4館平常展
本人のみ何度でも無料観覧
・東京の特別展
割引設定なし
・京都・奈良・九州の特別展
本人のみ何度でも団体料金割引
(設定がある場合)
想像はしていたが、相当な値上げ、相当な魅力のダウン。
現行 プレミアムパス
5,000円、特別展無料鑑賞券4枚
現行 友の会
8,000円、特別展無料鑑賞券6枚
新 友の会
7,000円、特別展無料鑑賞券3枚
特別展無料鑑賞券1枚あたり
(総合文化展鑑賞など他の特典を一切考慮しない場合)
現行 1,250円/1,333円
新 2,333円
東博は、次からの特別展の一般料金について、どうやら「桃山展」の2,400円を上回る水準を考えているようである。
その水準を確認してからの判断とはなるが、新「友の会」に入るのは止めようかなあ。
その場合、東博総合文化展には気軽に行きたいので、国立博物館メンバーズパス(4館共通)を検討する。
ただし、それも止める(特別展訪問時以外には総合文化展には行かない)という選択肢も考える。
現行の会員制度は2021年3月末まで継続販売されるだろうから、来年の特別展スケジュールを確認したうえで、とりあえず現行プレミアムパスをもう1度購入することも考えたい。
一方で、この新型コロナウイルス感染症禍の厳しい情勢、東博の運営への協力の観点も考慮したい。
感染対策のための設備強化費や管理費が積みあがることもあるのでしょうが、高くして観客を抑制したいとでも考えているのかもしれませんね。
コメントありがとうございます。
ここ4年で相当の値上げです。
〜2017/3/31 パスポート
4,100円 特別展6回入場可 (1展につき1回限り)
↓
2017/4/1 プレミアムパス
5,000円 特別展鑑賞券4枚
↓
2021/4/1 友の会
7,000円 特別展鑑賞券3枚
2020年4月実施の総合文化展鑑賞料金改定見合いに加えて、特別展の入場者数制限のためでしょうね。
今回改定後の特別展無料鑑賞券1枚の価格は、総合文化展鑑賞料金見合いを考慮すると、2倍になる計算です。
4年前までは特別展が開催されればなんでも行くスタンスでした。今は自らの興味度合いと今後の特別展スケジュールを吟味してから行く行かないを決めていますが、今後はより一層慎重に吟味することとなりそうです。