内藤コレクション展2
中世からルネサンスの写本 祈りと絵
変更前:2020年3月3日〜6月14日
変更後:2020年6月18日〜8月23日
国立西洋美術館 新館2階版画素描展示室
《時祷書より:受胎告知》
&その裏面
リュソンの画家、フランス、パリ
1405-10年頃
《時祷書より:イニシャルDの内部に「磔刑」》
イングランド
1390-1400年
《時祷書より:1月の暦》
フランス、ノルマンディー地方(おそらくクータンス)
1420-30年頃
《時祷書より:暦》
北ネーデルラント、フローニンゲン近郊ベネディクト会セルウェルト修道院
1470-90年頃
《時祷書より:神秘の子羊の礼拝》
北ネーデルラント、デルフト
1460-80年頃
《時祷書より:金色の葉による枠装飾》
北ネーデルラント、アルンヘム近郊ベタニア修道院女子修道会
1460-80年頃
《『ズヴォレ聖書』より:3つのイニシアルDの 内部に「ダヴィデ伝」の諸場面》
北ネーデルラント、スヴォレ
1474年
《ミサ典書より:聖母戴冠》
ドイツ、バイエルン地方
1504年
内藤裕史氏(筑波大学・茨城県立医療大学名誉教授)が蒐集し、国立西洋美術館に寄贈した西洋中世写本のコレクションを紹介する「内藤コレクション展」の第2弾。
第1弾「ゴシック写本の小宇宙-文字に棲まう絵、言葉を超えてゆく絵」(2019年10月~20年1月開催)は、13世紀以降のゴシック写本の展示。
第2弾「中世からルネサンスの写本 祈りと絵」は、15〜16世紀の西ヨーロッパ(英、仏、ネーデルラント)で制作された作品を中心に展示する。時祷書に由来するリーフが多くを占める。