Volez, Voguez, Voyagez - Louis Vuitton
空へ、海へ、彼方へ ー 旅するルイ・ヴィトン
2016年4月23日~6月19日
千代田区麹町5丁目(紀尾井町隣接)特設会場
ルイ・ヴィトンの展覧会は、入場無料で写真撮影可というので、オンライン予約のうえ、訪問する。
結構な賑わいなので、思うように撮影というわけにはいかないが、以下、撮影したなかから印象に残る作品を掲載する。
PART1「1906年のトランク-真にモダンなデザイン」より
入場後最初のコーナーは、やはり撮影してしまう。
《背の低いモノグラム・キャンバスのトランク》1906年
PART2「木材 自由へのパスポート-ルイ・ヴィトンの原点」より
期待のクールベが早速登場。ちなみに絵画はこの1点のみ。
ギュスターヴ・クールベ
《オルナン近くの風景》
1872年頃
ギュスターヴ・クールベ美術館、オルナン
なんか可愛い木箱。
《木製薬箱 赤十字の特別モデル》1914年頃
PART4「旅の創造 E.列車の旅、新たな地平線に向かって」より
列車の内部の復元展示。
向かいの壁面には、ヨーロッパ各地のホテルのワッペンが多数。
PART5「ウール・ダプサンス(余暇の時間) ルイ・ヴィトンの書の美学」
書籍の高さに応じて棚板を調整できる。
《モノグラム・キャンバスの特製書棚トランク》1954年
PART6「絵画用トランク アートとの対話」より
著名なアート・ディーラー特注の品。
《モノグラム・キャンバスの絵画用トランク》1924年
PART7「興味深いトランク ガストン-ルイ・ヴィトンのアンティーク・コレクション」より
ルイ・ヴィトン作品ではありません。それ以前のもの。
キリスト教とイスラム教。
《モロッコ革のローマ教皇のミトラ(司教冠)ケース、ベネディクトゥス14世所有》1740-1758年
《革と鋳鉄のコーラン用収納箱》14世紀後半
いかにも頑強そうな名前の金庫。鉄製。
《金庫「ニュルンベルク」》17世紀←下段の小さい方の作品
PART8「ファッションとビューティ C.洗練されたダンディズム、現代的な男性、メンズ・ラゲージ」より
ホテル・ワッペンに覆われるトランク。横浜と京都もある。
《レイエ・キャンバスのメール・トランク、ベイステギ家所有》1885年
PART10「インスピレーションの国、日本」より
「板垣死すとも自由は死せず」事件が1882年4月。その年の11月から翌年6月に後藤象二郎と洋行しているが、その時に購入したものとされる。
《レイエ・キャンバスの「スティーマー」トランク、板垣退助が所有》1883年
出口でポスターが無料配布されていたが、遠慮させていただく。