今年見た展覧会のお気に入りベストテン(今年が4回目)。
1:貴婦人と一角獣展
2013年4月24日~7月15日
国立新美術館
見ることはまずないだろうと思っていた“タピスリー界のモナリザ”。
一生の思い出に残る展覧会。
2:ラファエロ展
2013年3月2日~6月2日
国立西洋美術館
≪聖セバスティアヌス≫、≪無口な女≫、≪大公の聖母≫・・・、油彩画18点を満喫。
本展も1位にしたかった。
3:エル・グレコ展
2013年1月19日~4月7日
東京都美術館
素晴らしい肖像画や宗教画の数々。
会期後半、床に座り込んで祭壇画≪無原罪のお宿り≫を仰ぎ見るという鑑賞スタイルが定着したのも印象深い。
本展も1位にしたかった。
4:カイユボット展
2013年10月10日~12月29日
ブリヂストン美術館
カイユボット・シャワーを浴びることができる、この先日本では望めないだろう、貴重な展覧会。
「都市の印象派」作品≪ヨーロッパ橋にて≫、≪建物のペンキ塗り≫や≪ペリソワール≫を偏愛。
2014年は国立新美術館のオルセー美術館展で≪床削り≫に再会できるようで、楽しみである。
5:レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像
2013年4月23日~6月30日
東京都美術館
≪音楽家の肖像≫に尽きる。
日本でレオナルドの油彩画を見るのは、1993年≪聖ヒエロニムス≫、2002年≪白貂を抱く貴婦人≫、2007年≪受胎告知≫に続き4点目。
6:つきしま かるかや
2013年6月11日~8月18日
日本民藝館
≪つきしま≫が素朴絵の魅力を教えてくれた。
7:ミケランジェロ展-天才の軌跡
2013年9月6日~11月17日
国立西洋美術館
≪階段の聖母≫が来たからには、ランクインさせないわけにはいかない。
8:京都-洛中洛外図と障壁画の美
2013年10月8日~12月1日
東京国立博物館
国宝・重文の≪洛中洛外図≫7点を、混雑のなか、じっくりと鑑賞。
今まで素通りだった≪洛中洛外図≫、今後は素通りできない。
9:モローとルオー
2013年9月7日~12月10日
パナソニック汐留ミュージアム
モロー美術館からのモローの作品。ルオーのパリ国立美術学校時代の作品。
なんだか得した気分になった展覧会。
10:ゴッホ展 空白のパリを追う
2013年4月2日~5月19日
京都市美術館
パリ時代に焦点を当てた本展。
アルルにおける開花前の、試行錯誤、悪戦苦闘ぶり、変遷をうかがうことができた。
2014年も素敵な展覧会に多数出会えることを期待してします。