The Art Newspaperに、2012年の展覧会入場者数ランキング(1日当たりの入場者数)が掲載されていました。
1位:10,573人/日 マウリッツハイス美術館展(東京都美)
2位: 7,928人/日 The Amazon: Cycles of Modernity(ブラジル)
3位: 7,747人/日 Nineteenth-century Italian Painting(エルミタージュ美)
4位: 7,611人/日 Colourful Realm: Ito Jakuchu(ワシントンナショナルギャラリー)
5位: 7,512人/日 David Hockney RA: a Bigger Picture(ロンドン・ロイヤルアカデミー)
6位: 7,374人/日 ボストン美術館 日本美術の至宝(東博)
7位: 6,909人/日 Antony Gormley: Still Being(ブラジル)
8位: 6,716人/日 Little Black Jacket(ロンドン)
9位: 6,672人/日 Golden Flashes(ウフィツィ美)
10位: 6,498人/日 Monumenta: Daniel Buren(パリ・グランパレ)
(以下、50位内の日本の展覧会)
15位:5,986人/日 北京故宮博物院200選(東博)
21位:5,362人/日 大エルミタージュ美術館展(国立新美)
32位:4,682人/日 ベルリン国立美術館展(国立西洋美)
36位:4,582人/日 ゴヤ展(国立西洋美)
38位:4,492人/日 セザンヌ パリとプロヴァンス(国立新美)
50位:4,119人/日 ベルリン国立美術館展(九州国立博物館)
マウリッツハイス美術館展(東京都美)が堂々の1位を獲得!
ただ、2010年以前のようには、日本が上位独占とはならない。
ワシントンで開催の若冲展が、なんと第4位にランキングしたのに驚き。
3/30~4/29の開催で、235,931人。
ゴヤ展(国立西洋美)は、2011年も48位、2012年も2012年1月のみをカウントし36位で再登場。(本ランキングは、会期終了日が属する年に計上する方式かと思っていたのだが・・・)
本展は、次の巡回先バルセロナでも、2,907人/日を記録。
その他気になっていた展覧会
◎ロンドン・ナショナルギャラリーの歴史的展覧会
「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」
2011年11月9日~2012年2月12日
*3,856人/日、323,897人
◎ドイツ・デュッセルドルフのエル・グレコ展
「El Greco und die Moderne(エル・グレコとモダニズム)」
2012年4月28日~8月12日
*1,981人/日、182,000人
◎ミラノのアルテミジア・ジェンティレスキ展
「Artemisia Gentileschi: History of a Passion」
2011年9月22日~2012年1月12日
*1,201人/日、156,191人
◎ローマのフェルメール展
「Vermeer. Il secolo d'oro dell'arte olandese」
2012年9月27日~2013年1月20日
*会期終了が2013年なので、未掲載
◎後期ラファエロ展
1:プラド美術館
(2012年6月12日~9月16日)
*3,166人/日、307,095人
2:ルーブル美術館
(2012年10月11日~2013年1月14日)
*2013年が会期終了なので、未掲載
◎世界巡回中のクラーク・コレクション展
1:スペイン・マドリード・プラド美
(2010年10月19日~2011年2月13日)
*3,685人/日、369,527人
2:イタリア・ミラノ・Palazzo Reale
(2011年3月2日~6月19日)
*未掲載
3:フランス・ジベルニー
(2011年7月13日~10月31日)
*未掲載
4:スペイン・バルセロナ
(2011年11月17日~2012年2月12日)
*2,394人/日、203,455人
5:アメリカ・テキサス
(2012年3月11日~6月17日)
*1,169人/日、102,852人
6:英国・ロンドン
(2012年7月7日~9月23日)
*1,494人/日、118,043人
7:カナダ・モントリオール
(2012年10月13日~2013年1月20日)
*2013年が会期終了なので、未掲載
8:東京・三菱一号館美
(2013年2月9日~5月26日)
* 現在開催中。日本が突出する予感。