ドレスデン国立古典絵画館所蔵
フェルメールと17世紀オランダ絵画展
変更前:2022年1月22日〜4月3日
変更後:2022年2月10日〜4月3日
東京都美術館
3月最後の日曜日の午後、東京都美術館のフェルメール展を再訪する。
その4日前に入場チケットサイトを覗くと、直近の週末は完売だったはずだが、たまたま予約変更があったタイミングに遭遇したのだろう、空きが1枠あり、即購入する。
会期終盤ということで、会場内の混雑を覚悟していたが、もちろん多くの人がいるが、大混雑というほどではない。
フェルメールも、従来ならば、最前列と後方に分離して、間近で見たい人は最前列の長い列に並んで立ち止まり不可で、「歩け、前の人との間を開けるな」の旨の係員からの指導を受けながら絵の前を通り過ぎる方式により、じっくり見たい人は後方で絵の遠くから眺める方式となったであろう。
現在は、もちろん人は集まっているが、自然体でも混乱なくある程度しっかり観ることができる状況であるのは、日時指定予約制による入場者数管理の効果の現れであろう。
再訪のお目当ては、フェルメールとレンブラント。
フェルメール《窓辺で手紙を読む女》は、修復後、画面の上部、カーテンレール部分が見えなくなったのは残念だなあと改めて思う。
前回の来日時、2005年の兵庫県立美術館の《窓辺で手紙を読む女》展示室に向かうコーナーの内装デザインは、カーテンとカーテンレールに着目したものだったような記憶がある。
レンブラント《若きサスキアの肖像》は、本格的な肖像画ではなく、頭部習作(トローニー)とのことだが、婚約時代のサスキアの笑顔が実に素敵な作品。
この日の東京は、桜の満開日。
もう少し先かと思っていたら、唐突にやってきた感のある満開日。
上野公園の桜も満開。
ピークはこの1〜3日後くらいに迎えたのだろう。
国立西洋美術館の白い囲いが取り払われている。
現在は工事の最終作業をなさっているようだ。
国立西洋美術館のリニューアルオープンは、4月9日(土)。
まずは常設展から始まる。
企画展示室を利用した企画展「自然と人のダイアローグ」展は、6月4日の開幕が予定されている。