ワニがまわる タムラサトル
2022年6月15日〜7月18日
国立新美術館
国立新美術館1階の企画展示室1E。
ついこの間、5/30まで、メトロポリタン美術館展を開催した展示室が、6月から様変わりしていた。
1972年生まれの現代作家タムラサトル氏の大規模インスタレーション「まわるワニ」の会場となっている。
1994年に初制作したという「まわるワニ」。
それ以降で一番でっかいサイズとなる新作の12メートルの巨大ワニを筆頭に、いっぱいの数の15センチの小型ワニまで、大小さまざまなサイズのワニ約1,100体が、回っている。
ワニの形態をしているワニを基本としつつも、ワニには到底見えない形態のワニも含め、約1,100体が回っている。
会場で無料配布される12ページのリーフレットには、漫画家の吉田戦車氏とタムラ氏の対談(5ページ)が掲載されている。
なるほど、そういう風味の作品なのか。
ケバブ式に焼かれるワニたちも。
〈印象〉
・国立新美術館の展示室には、12メートルの大きさ、約1,100体の数では役不足かなあ。
・「電気を使った芸術装置」、配線のインスタレーションの感もある。
ワニには到底見えない形態のワニも混じっているのは、ワークショップ参加者の制作なのだろうか。
本展は入場無料。