貴婦人と一角獣展
2013年7月27日~10月20日
国立国際美術館
約半年ぶりの関西プチ美術旅行。
行き先は、大阪・中之島の国際国立美術館。
クリュニー中世美術館所蔵の「貴婦人と一角獣」と、約3か月ぶりの対面。
約2時間の滞在で、フランス中世美術の至宝を再満喫した。
東京展との違いについて、記載する。
1:展示スペース
長方形の展示室。
1面に「触角」
2面に「味覚」「嗅覚」「触角」
3面に「視覚」
4面に「我が唯一の望み」
東京展のような大空間ではない。天井高が低く、展示室も小さい。
その分、作品は低い位置にかけられており、見上げる度合い(首の傾き)が小さくて済む。
さらに、鑑賞者からの距離も近い。
1点1点の全体像を見る、あるいは、作品を相互に比較観賞する、という点では、大空間で動きが自由な東京展の方が優れている。
一方、各々の細部をじっくり見る、織り方を堪能する、という点では、作品からの距離が相当近い大阪展の方が優れている。
私は各々の細部をじっくり鑑賞するスタイルに徹した。
2:色
ポスター・チラシ等の広告媒体の色彩イメージ。
東京展のイメージは、赤一色。
作品から受けた印象にも合う。
一方、大阪展では、青を押し出そうとしていた感。
作品上、青と言えば、「我が唯一の望み」の天幕くらい。あとは貴婦人の衣装に青系もあるという程度なのだが。
3:その他
<案内板>
<入口>
入口からして、「貴婦人と一角獣」の世界に。
<記念撮影コーナー>
「角」貸します。
皆さん、結構角をかぶって撮影してました。
<展示室の案内図>