国宝みうらじゅん いやげ物展
2014年1月17日~2月3日
パルコミュージアム(渋谷パルコパート1・3F)
みうらじゅん氏の集めた「いやげ物」たち。
「いやげ物」とは【HPより】
土産物とは、そもそも買った者も貰った者も大喜びする前提で作られるべきものなのですが、どうもイマイチ。
いや、それどころか“一体、誰が買うんだろう?”と、店先で疑問を投げかけてくる物があります。
それがすなわち『いやげ物』であって、私は何十年にも渡り日本各地を回って集めてきました。
今ではそれらも絶滅危惧種。民俗学的には貴重なものとなりました。
決して珍しいもの、びっくりするようなものは、含まれていない。
人生○年、観光地のお土産屋さんで並んでいるのを見てきた記憶がある気がする品、お土産屋さんというのはそういう品を売る店なのだと幼少のころから思い込んでいるような品ばかりである。
絶滅危惧種であるらしいこれらは、いつか東京国立博物館に所蔵され、本館16室に展示される日が来るのだろうか。
かなり楽しめた。
写真撮影可。
観客が結構多く、思うように撮れなかったが、コーナーの一部を紹介。
【フィギュ和の世界】
購入したことがあるかも。
フィギュ和の海女さんシリーズ。
右端の「海女のむめさん」は、さすがの貫録。
左から二番目は「潮騒のメモリーズ」、早くも「いやげ物」の世界に。
【ヘンジクの世界】
一番右上は、外国物(イタリア・ピサ(斜塔ほか))。
【ユノミンの世界】
ありがたい(けどうるさい)お言葉。
【ヘン皿の世界】
ちょっと、まずいものも写ってる?
【5円ファミリーの世界】
ご縁がありそうな?品々。
有料入場者には、「カスハガ」が漏れなく1枚プレゼント!
(「カスハガ」…大観光地ではない観光地の絵ハガキセット10枚を買うと、うち1枚程度含まれるまったく作者の意図が掴めない10枚そろえるがための苦し紛れの絵ハガキのことを言う。)
参考までに、ちくま文庫から、みうら氏著の『いやげ物』(2005年)『カスハガの世界』(2006年)が刊行されている(ミュージアム・ショップでも販売)。