3/30付の朝日新聞・天声人語は、神奈川県立近代美術館葉山館の「フランシス・ベーコン展」を取り上げていた。
休館中と再開後に取材したという。
(朝日新聞の主催かと確認したら、読売新聞の主催だった。)
会期1/9〜4/11の同展は、1/8の緊急事態宣言発出を受け、県の方針により、1/9〜1/11の3日間開館しただけで臨時休館となる。
学芸員の方のお話。
「開ける準備をしながら同時に閉める準備も。仕事が倍になりました。」
「休館が長く何とももどかしかった。」
「東京では開けているのに、神奈川はなぜ一律休館か、という不満も聞こえてきた」という。あるだろうなあと想像できる声であるが、確かに長かった、それだけ本展に対する期待が大きかったということ。
緊急事態宣言は3/21をもって解除され、同館は3/23より再開。
実に2ヶ月と12日間の臨時休館で、残り会期は再開時点で3週間となっていた。
再開後は、日時指定予約制を導入。
オンラインでは入場日時の予約を行い、観覧券の購入は当日窓口で行う。
当日の入場時間枠(1時間単位)の直前まで予約可能なようである。
本展は、同じ首都圏にある渋谷区立松濤美術館に巡回する(4/20開幕)。
【参考】
神奈川県立近代美術館葉山館
2021年度企画展スケジュール
2021年4月24日〜9月5日
開館70周年記念
空間の中のフォルム ―アルベルト・ジャコメッティから桑山忠明まで
*同館所蔵品による企画展
2021年9月18日〜11月14日
生誕110年 香月泰男展
2021年11月27日〜2022年1月30日
矢萩喜從郎
新しく世界に関与する方法
2022年2月12日〜4月3日
奥谷 博―無窮へ