2022年11月、夕刻16〜17時過ぎ。
東京国立博物館の「ユリノキ」。
17時、閉館時刻を迎えた本館。
時間が遡って、表慶館で開催中の展覧会。
ワタシの宝物、ミライの宝物
150年後の国宝展
2022年11月2日〜2023年1月29日
東京国立博物館表慶館
「公募型展覧会」。
企業部門と一般部門からなる。
企業部門は、今回の展覧会の出展協力企業31社から。
会社の歴史の礎となったプロダクツ、日本の社会の発展を担ったインフラ技術、人々の暮らしを豊かにした衣食住の文化、世界中で人気を博した日本発のエンターテインメントやスポーツカルチャー、そして未来を作っていくための新しい技術。
一般部門は、「ワタシの宝物、ミライの宝物」というテーマの一般公募で寄せられたものからの選抜。
「企業部門」私的ベスト
東宝株式会社「ゴジラ」
ちなみに右奥の展示は「たまごっち」。
1954年版ゴジラの「ピクトリアルスケッチ(実物)」も展示。
アトラクション的には、次も楽しめる。
株式会社湖池屋「ポテトチップス のり塩」
湖池屋ポテトチップス60年の歴史を走るジャガイモ電車。
観客のスマホを乗せて、60年の歴史の模型を撮影する。
「一般部門」私的ベスト
「昭和後期のこどもの「城」〜ある男子の勉強机まわり〜」
隣りの「ジャノメ製足踏みミシン」とあわせて昭和の香りが濃厚。
「150年後」という数字には、確かに夢がある。
しかし、「150年後もお待ちしています」と言われると、きつい。明日生まれる赤ちゃんでさえ、いわんや。
歴史的文化財を取り扱う職業の人たちにとっては、当たり前どころか、全く甘い数字なのだろうけれども。