視覚障がいと補聴器を使っておられるピアノの生徒さん(智美さん)と
いろんな話をさせていただきました。
ここにメッセージを転記させていただきましたのでどうぞ最後まで
読んでくださいね!
*********************
盲人「障害者」は
スーパーマンでもありませんし 可愛そうな人でもありません
健常者と同じ普通の人間です
でも普通に生活しているだけなのに
「 目が見えなくてそこまでできるなんてすごいね」とか
「障害に負けずに頑張ってね」と言われる方がいらっしゃいます
私自身というか障害者全般はそんなにすごい人間ではありません
上記のこと「頑張れとか・可愛そう」を言われると不愉快ですし
とっても失礼です
そんなことを言われたら顔ではいちおう笑顔になりますが
腹の中では私が可愛そうじゃなくてあんたが可愛そうなんだよおお
と思ってしまいます
私は、たしかにハンデーも在りますし不自由なことも在りますが
不幸でもありませんし可愛そうな人でもありません
負け惜しみで言っているのではありません
目が見えなくたって楽しめることはたくさんありますし
チャレンジしてみたいこともたくさん在ります
なので私はハンデーを背負っているけれど障害者ではないと思ったりしています「笑い」
頑張るとか努力するこれは障害・健常関係ないと思います
どんなことだって好きなことや興味が在ることは頑張れるし苦ではないです
私は普通に生活していますし・普通にお料理をしたり・てんぷらを揚げたり
アイロンをかけたり「へたですが」もしています
話が変わりますが
辻井さんが記者会見で言っていましたが
楽譜を読んでいたら時間が掛かってしまうから音を耳で覚えると言っていましたが
あのコンチェルトを耳で覚えたなんてすごいというより天才です
私がソナタを1曲仕上げようとしたら1年や2年は掛かってしまいます
全ての障害者が耳がいいわけではありません
私のように耳が悪い物にとっては 点字楽譜がないとクラッシックは弾けません「汗」
お遊びで適当に青い山脈とかりんごの歌は楽譜がなくても弾いちゃっています
たしかに目から得る情報が入ってこないから耳は自ずと感覚がするどくなります
私は聴力が弱いですが・・・
だからといって耳がいいと音楽とは関係ありません
私たちは複合感覚を使いながら たくさんの失敗を繰り返しながら
学習して生活しているのではないかなあと思います
盲導犬も持って歩いていますが 杖で歩くよりかは速くスムーズに歩けますが
健常者と同じようには動けません
盲導犬は障害物を避けて歩いてくれますし交差点のところでは
立ち止まることはしてくれますが
行き先や信号のあお・赤は私の感覚で判断しないとだめなんです
私、今まで何度お茶を注ぐときにこぼしたことか 何度玉子焼きを焦がしたことか
何度指を削いだことか…
でも何百回と失敗を繰り返すとコツがつかめてくるものです
このように障害者でも千差万別 10人色々ではないかなあと思います
辻井さんの特技は素的なピアノが弾ける
私は平凡なおっさんかな「汗」
こんな私でも特技が在ります
それは読心術が少しはあるところです
私派シャーロックホームズではありませんから
一言喋っただけで全て分かるわけではありませんが 声の強さとか音程
言葉の言い回しや使い方 によってこの人はこういう感じの人かなあと
感じたりしています
目で見て第一印象を決定するかと思いますが私は耳で声を聞いて
私の感覚私の天秤で 人を判断しています
なので全盲の人生は面白いし発見が在りますよ
見る視点を変えるとハンデーも悪いことばかりではありません
いいことだって沢山あります
それは当事者しか分からないことかなあ「ニコニコ」
私ピアノを習っていますが
今モーツァルトのk.310の第1楽章を習っています
辻井さんのピアノと比べたら月とすっぽん 比べ物にならないぐらいです
足元にも及ばないです
少しでも辻井さんの足元ぐらいには近づけるようになれればいいなあと思ったりしています
私は私なりに音楽を楽しもうと思います
そりゃああちらはプロですし私はアマ・趣味ですので
カテゴリーが違います
どこかで聴いた話ですがプロの世界は厳しいらしいです
音を間違えるだけで首だそうです
ジャズピアノの人が言っていました
**************************
次回は智美さんが点字楽譜を覚えに行かれ、点字楽譜がどういうものか
そのお話を書かせていただきます。
私は点字楽譜はさっぱりわかりません。
酒道さんや智美さんに教えていただいて、ほんのほんのほんのちょっぴり
わかりかけました。
これから盲人文化センターで点字講座があるようなので
レッスンを受けに行こうかと思っています。
いろんな話をさせていただきました。
ここにメッセージを転記させていただきましたのでどうぞ最後まで
読んでくださいね!
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盲人「障害者」は
スーパーマンでもありませんし 可愛そうな人でもありません
健常者と同じ普通の人間です
でも普通に生活しているだけなのに
「 目が見えなくてそこまでできるなんてすごいね」とか
「障害に負けずに頑張ってね」と言われる方がいらっしゃいます
私自身というか障害者全般はそんなにすごい人間ではありません
上記のこと「頑張れとか・可愛そう」を言われると不愉快ですし
とっても失礼です
そんなことを言われたら顔ではいちおう笑顔になりますが
腹の中では私が可愛そうじゃなくてあんたが可愛そうなんだよおお
と思ってしまいます
私は、たしかにハンデーも在りますし不自由なことも在りますが
不幸でもありませんし可愛そうな人でもありません
負け惜しみで言っているのではありません
目が見えなくたって楽しめることはたくさんありますし
チャレンジしてみたいこともたくさん在ります
なので私はハンデーを背負っているけれど障害者ではないと思ったりしています「笑い」
頑張るとか努力するこれは障害・健常関係ないと思います
どんなことだって好きなことや興味が在ることは頑張れるし苦ではないです
私は普通に生活していますし・普通にお料理をしたり・てんぷらを揚げたり
アイロンをかけたり「へたですが」もしています
話が変わりますが
辻井さんが記者会見で言っていましたが
楽譜を読んでいたら時間が掛かってしまうから音を耳で覚えると言っていましたが
あのコンチェルトを耳で覚えたなんてすごいというより天才です
私がソナタを1曲仕上げようとしたら1年や2年は掛かってしまいます
全ての障害者が耳がいいわけではありません
私のように耳が悪い物にとっては 点字楽譜がないとクラッシックは弾けません「汗」
お遊びで適当に青い山脈とかりんごの歌は楽譜がなくても弾いちゃっています
たしかに目から得る情報が入ってこないから耳は自ずと感覚がするどくなります
私は聴力が弱いですが・・・
だからといって耳がいいと音楽とは関係ありません
私たちは複合感覚を使いながら たくさんの失敗を繰り返しながら
学習して生活しているのではないかなあと思います
盲導犬も持って歩いていますが 杖で歩くよりかは速くスムーズに歩けますが
健常者と同じようには動けません
盲導犬は障害物を避けて歩いてくれますし交差点のところでは
立ち止まることはしてくれますが
行き先や信号のあお・赤は私の感覚で判断しないとだめなんです
私、今まで何度お茶を注ぐときにこぼしたことか 何度玉子焼きを焦がしたことか
何度指を削いだことか…
でも何百回と失敗を繰り返すとコツがつかめてくるものです
このように障害者でも千差万別 10人色々ではないかなあと思います
辻井さんの特技は素的なピアノが弾ける
私は平凡なおっさんかな「汗」
こんな私でも特技が在ります
それは読心術が少しはあるところです
私派シャーロックホームズではありませんから
一言喋っただけで全て分かるわけではありませんが 声の強さとか音程
言葉の言い回しや使い方 によってこの人はこういう感じの人かなあと
感じたりしています
目で見て第一印象を決定するかと思いますが私は耳で声を聞いて
私の感覚私の天秤で 人を判断しています
なので全盲の人生は面白いし発見が在りますよ
見る視点を変えるとハンデーも悪いことばかりではありません
いいことだって沢山あります
それは当事者しか分からないことかなあ「ニコニコ」
私ピアノを習っていますが
今モーツァルトのk.310の第1楽章を習っています
辻井さんのピアノと比べたら月とすっぽん 比べ物にならないぐらいです
足元にも及ばないです
少しでも辻井さんの足元ぐらいには近づけるようになれればいいなあと思ったりしています
私は私なりに音楽を楽しもうと思います
そりゃああちらはプロですし私はアマ・趣味ですので
カテゴリーが違います
どこかで聴いた話ですがプロの世界は厳しいらしいです
音を間違えるだけで首だそうです
ジャズピアノの人が言っていました
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次回は智美さんが点字楽譜を覚えに行かれ、点字楽譜がどういうものか
そのお話を書かせていただきます。
私は点字楽譜はさっぱりわかりません。
酒道さんや智美さんに教えていただいて、ほんのほんのほんのちょっぴり
わかりかけました。
これから盲人文化センターで点字講座があるようなので
レッスンを受けに行こうかと思っています。
トモミさんとはリアルで4-5回お会いしてますけど、果たして私はどのように映っているのでしょう。口煩いオバサンにでも映っているんじゃないのかな。
ちょっと名古屋行きはご無沙汰しちゃってますが、また大須商店街界隈行きたいです。
>私は普通に生活していますし・普通にお料理をしたり・てんぷらを揚げたり
アイロンをかけたり「へたですが」もしています
この文が私には重いです。
私は暗譜が苦手です。
辻井さんは常に暗譜ですごいな。なんて呑気な感想が正直なところです。
逆に見た目はどんなに完璧な人間でも必ず欠点はあると言う話を聞いたことあります。
接する機会がない私にとって
とても貴重で 重い 文章でした。
ありがとうございます。
辻井さんがコンクールで優勝したことで、ニュースになっていますが、何か違和感を感じます。
障害があるから、可哀相などと思うことは、健常者の驕りであるかもしれませんね~。
このお便り、学ぶことが多かったです。
しっかりと生きておられること、それが素晴らしいです~。
ミ(`w´彡)
私は、全盲ではありませんが、視覚障害者です。
確かに、ハンデを持っていることは、「不自由」に感じることはありますが、決して「不幸」ではない。
これは私も同感です。
ただ、私個人的には、健常者の方から見た場合、「障害を持っているのに、そこまでよくできるね」、と感じるのは、これは正直な感じで、仕方のないことではないかなって思いますね。
確かに、ハンデのある人間にしてみれば「当たり前のことをやっているだけ」って、感じですが、ここは、お互い、理解し合うことではないでしょうかね。
ありがとうごじます。
健常者と障害者の違いって、
その立場に立ってみないと分からない。
見聞きしただけの判断というのは、
誤りが多いと思います。
私の友人の両親は、全盲でした。
お部屋は、健常者顔負けぐらい
いつも、塵一つもなく綺麗に
していました。凄いなぁ~と
今でも脳裏に残ってます。
自己の置かれた立場をしっかりと
認められる人間は強くなれます。
な~んて、偉そうなこと言って
ゴメンなさいね!微笑。
中途失明と違って初めから目が見えなくてもそれは自分にとって、あたりまえのことなんでしょうね。どんな人でも努力無しでは人並みの生活は出来ないですものね。同じなんでしょうね。
ぴあのんさんも勉強家ですね。点字の勉強を始めるのですか。応援しています。
私は・・どうなのだろう、こういうことを書くと
お叱りを受けるのかもしれませんが
とてもシンプルに、本当に極めて単純に自分が
不得手なこと・できないことをやってのける人
を見るとスゴイなーと感動しちゃう!
キレイなものをキレイ、ステキなものをステキ・・と、頑張ってる人を見ればやっぱり偉いなーとも思います!
そしてそういう感動をくれた人に感謝したくもなる!
難しいことにTryしている人がいれば思わず
「頑張ってください」と、ソレを見事克服した人に対しては「大変なご苦労でしたね」と
声を掛けたくなるかもしれない!
自分はやらないくせに「頑張って」と言うのは
身勝手で無責任かもしれないけれどそこに他意
はなく素直にエールを送っているのだと思う。
ときに障害がなくても大変なことを障害をお持ちであればその努力は如何ほどであったかと、
その努力とご苦労に思いを馳せて思わず
「目が見えないのに~」等の言葉が口をついて出ることもあるかもしれない。
言葉って難しいですね。
受け皿も人それぞれだから傷つく場所が微妙に違ってたりするし・・。
障害は個性・・それでも誰もができることではないことをやってのけた辻井さんはやはりスゴイなーと思ってしまいます!
彼ウイットに富んでいてとてもチャーミングですよね!
長々とスミマセン!