さて~今日は音の強弱、大小を表現についてお話しましょう。
音を出すものの振動の幅の大きさが音の強さを決めるのですが
この振動の幅は音波が空気の流れを伝わってゆくにつれ小さくなります。
これは「減衰」という現象なのです。
このために聴く人の場所によって音の強さはかわってしまいます。
同じ強さの音でも遠くで聴くのと近くで聴くのでは全く違います。
音の強弱は大小として人間には感じられるものですが、
ある曲全体の音を大きくしても小さくしてもその曲が変わるものでは
ありません。
CDなどでボリュームを上げても下げても音楽そのものはかわりません。
合奏や合唱は指揮者がつりあいのとれた音楽表現をします。
そして放送録音などはミキサーでどんなにでも強弱大小が作られてゆきます。
指揮者もミキサー技術者もとても大事な役目をしていますが
もっと大事な事は、強弱大小の変化が音楽の表現にどう使われるかと
言うことですね。
これは科学的単位ではして出来ないもので記号で表しています。
強弱大小の変化を表現に使うことはふだん、話をしたり普段、話をしたり
声を出したりする時に自然に始まりました。
人間の感情表現はまさにそのものです。
18世紀ごろ
「だんだん強く」「だんだん弱く」が好きだったマンハイム楽派という
音楽家グループもありました。
ハイドンやモーツアルト、ベートーベンは強弱変化をとても大切にしました。
ハイドンの交響曲「驚愕」のフォルテッシモのティンパニー
ベートーベンの交響曲第5番「運命」の最後のffは大変すばらしい表現ではないでしょうか~。
強弱の変化は作曲家が楽譜に指定しないで演奏家自信の解釈で演奏をすることが
あります。
様々な作曲家がいろいろな記譜をしそれを演奏家が表現するようになりました。
19世紀になると
ロマン派の音楽家たちがきそって速度変化や強弱変化を表現の方法として
盛んに使うようになりました。
クラッシックだけでなく、日本の演歌やポピュラーでもそうですね~
強弱をつけて歌われるとそれは感情がとても入り聴く側にも
いろいろな気持ちが伝わってきます。
強弱の定義は難しいですが一つの感情表現といってよいでしょうか~
次回はいつになるかわかりませんが(笑)音の高低を取り上げてみたいと
思います。
訂正などございましたら御遠慮なくコメントに書いてください。
参照「童音社」音楽百科より
音を出すものの振動の幅の大きさが音の強さを決めるのですが
この振動の幅は音波が空気の流れを伝わってゆくにつれ小さくなります。
これは「減衰」という現象なのです。
このために聴く人の場所によって音の強さはかわってしまいます。
同じ強さの音でも遠くで聴くのと近くで聴くのでは全く違います。
音の強弱は大小として人間には感じられるものですが、
ある曲全体の音を大きくしても小さくしてもその曲が変わるものでは
ありません。
CDなどでボリュームを上げても下げても音楽そのものはかわりません。
合奏や合唱は指揮者がつりあいのとれた音楽表現をします。
そして放送録音などはミキサーでどんなにでも強弱大小が作られてゆきます。
指揮者もミキサー技術者もとても大事な役目をしていますが
もっと大事な事は、強弱大小の変化が音楽の表現にどう使われるかと
言うことですね。
これは科学的単位ではして出来ないもので記号で表しています。
強弱大小の変化を表現に使うことはふだん、話をしたり普段、話をしたり
声を出したりする時に自然に始まりました。
人間の感情表現はまさにそのものです。
18世紀ごろ
「だんだん強く」「だんだん弱く」が好きだったマンハイム楽派という
音楽家グループもありました。
ハイドンやモーツアルト、ベートーベンは強弱変化をとても大切にしました。
ハイドンの交響曲「驚愕」のフォルテッシモのティンパニー
ベートーベンの交響曲第5番「運命」の最後のffは大変すばらしい表現ではないでしょうか~。
強弱の変化は作曲家が楽譜に指定しないで演奏家自信の解釈で演奏をすることが
あります。
様々な作曲家がいろいろな記譜をしそれを演奏家が表現するようになりました。
19世紀になると
ロマン派の音楽家たちがきそって速度変化や強弱変化を表現の方法として
盛んに使うようになりました。
クラッシックだけでなく、日本の演歌やポピュラーでもそうですね~
強弱をつけて歌われるとそれは感情がとても入り聴く側にも
いろいろな気持ちが伝わってきます。
強弱の定義は難しいですが一つの感情表現といってよいでしょうか~
次回はいつになるかわかりませんが(笑)音の高低を取り上げてみたいと
思います。
訂正などございましたら御遠慮なくコメントに書いてください。
参照「童音社」音楽百科より
子供の頃にこんなブログを読んでたら、もっと早く面白く思えていたかも知れないです。大人になった自分だからそう思うのかな‥(笑)
写真の 記号・・・・
テストに出ましたね~ちと
アレルギー反応です 爆笑
読んでも頭に入らない~~汗
音楽好きだし 少々楽器だって
自己流にひくのにね。
(先生から見たら・・・・幽霊生徒だった)
プチ音楽講座
愉しく読ませてもらっています~。
最近はピリオド奏法(その時代の演奏を模倣する)というのが流行っていますね~。
今では、音楽を演奏する空間の相当に変わってきていますから、大昔のお城の大理石の部屋で演奏するのとは、異なっているかと思うのですが~。
19世紀から20世紀にかけては、強弱も相当に色々な種類が出てきていますよね~。
それだけ複雑な感情を表したかったのかもしれませんね。
ミ(`w´彡)
相対的な強弱記号ですが なんとなく視覚で理解出来、なるほどと思っていました。又続きを楽しみにしています。今なら楽しみながら講義を聴けます。試験がないから???
面白いですよ~
受験勉強で楽典をやっていた時は暗記状態。
でも今だからこのように書けるんですよね~
大人になった証拠かも(笑)
読んだ下さってありがとうございます。
何だかとっても懐かしい?
素通り、斜め読みで良いのよ~(笑)
たまには音楽の事書かなくちゃね~
まだ・・・もっと書いてあるのですが
小出しにしないとねた切れに。
音の強弱大小も場所によって・・というのが
大事ですよね。
ピリオド奏法~楽器博物館に展示してある古い
ピアノで演奏してあるCDを持っています。
ピアノも時代に適応できるように画き的な改造がなされました。
ベートーベンを聴いていると音が響いていません。
19世紀の音楽はリズム・テンポも複雑に
なって来ましたね。
この分野はrudolf様の登場で~!
何という奴だ!と思わないでくださいね~
続き~何時になるかわかりませんが
頑張って更新しますね~
ありがとうございます。