今日も一日いつものように終了したが、夕方に詩吟の先生の訃報にはじわじわと寂しさがこみあげてくるようだ。
何年も前から倒れて療養していて最近はデイケアに通っているようなことを聞いていたのだが、朝方倒れて救急車で運ばれて亡くなったそうである。
詩吟も離れてたまにしか声も交わさないが、恩人だからねぇ。
私が月間空手道誌において「温故知新」というタイトルで7年も漢詩の紹介などで連載できたのも詩吟のおかげである。
21歳の頃、川崎駅前砂子の詩吟教室において先生の吟を聞いて鳥肌が立ち、即入会を決め、途中少し離れてきたが48年にわたりお世話になってきた。
空手教室を開くときには、上杉を応援しようということで、各地の会員に動員をかけていただき、幕張本郷や生麦教室などの開催にこぎつけた。
詩吟の記念大会では空手の演武を行い喝さいを浴びたものだった。思い出せばキリがない・・・結婚したのも詩吟の縁だ。
今週の土曜日がお通夜だという。急遽矢島師範に連絡を入れて休ませてもらうことにした。
今夜はしみじみ・・・休むか。