中山道(妻籠宿、三留野宿)散策
長野県木曽郡南木曽にある中山道42番目の宿場である妻籠宿(つまごじゅく)から41番目の宿場である三留野宿(みどのじゅく)の間を歩いてみました(2024年2月11日)。
JR中央本線の南木曽駅(なぎそえき)で降りて、妻籠城を経由して旧中山道を歩いて妻籠宿に向かいました。南木曽駅は、妻籠宿と三留野宿の間に位置します。南木曽駅から妻籠宿までは3.7kmで一時間弱歩きます。しかも山の中なので、アップダウンも結構あります。妻籠宿の本陣ですが、最後に務めたのは島崎藤村のお兄さんである広介だとのことです。島崎藤村の実家は、妻籠宿の隣の宿である馬籠にあり、馬籠宿の本陣を務めてました。島崎藤村のお母さんの実家が妻籠宿の本陣を務めていたため、広介が伯父さんの跡を継いだようです。
妻籠宿の脇本陣は、林家が務めてました。脇本陣として現在公開されているのは、明治10年に建てられた建物になります。それまで御禁制であった木曽檜が使われています。明治13年6月28日には明治天皇が巡幸された際に御小休所として、この林家住宅で休まれたとのことでした。妻籠宿は、さすがに木曽路を代表する宿場町で外人の方も含め観光客で賑わってました。
その後、三留野宿まで歩きました。本陣跡には明治天皇行在所記念碑が建てられており、こちらでも休まれたようです。
さらに隣の宿場である野尻宿に向かいましたが、距離があったので、断念して十二兼駅までとしました。十二兼駅までの途中に明治天皇中川原御膳水がありました。
妻籠宿の位置
三留野宿の位置
■妻籠宿
鯉ヶ岩
熊谷家住宅(1)
熊谷家住宅(2 )
口留番所跡
高札所跡
高札所跡から見た妻籠宿
脇本陣(1)
脇本陣(2)
脇本陣(3)
本陣(1)
本陣(2)
本陣(3)
上嵯峨屋
下嵯峨屋
枡形
枡形の跡の説明板
旧妻籠小学校
光徳寺
五平餅
■三留野宿
本陣(1)
本陣(2)
本陣(3)
脇本陣(1)
脇本陣(2)
明治天皇御小休所(中川原)
明治天皇中川原御膳水