2016年末・加藤神社境内の整地・石垣工事（10）

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（2016年12月23日撮影）

たった三日間加藤神社に行かなかったら・・・　鳥居がきれいになっていました＼(^o^)／

塗りなおしたから、ピカピカになり、そのおかげで遠くからもよーくわかるようになりました。 

でも、この光景は地震後だから見えるものです。

崩れた石垣の向こうに見える鳥居、そして倒壊した続櫓にかぶせられた白いシートにＳＴＫネット。

これが2016年暮れの光景です。今年の年末はどんな風になっているんだろう？

今年はどんどん進化するのみです。進化する熊本城、変化する熊本城を楽しみたいと思います。 

 

 

 

土嚢にも太いワイヤーが。

土嚢を使い、固定しているみたいです。使えるもの、生かせるものをうまく利用しています。 

 

宇土櫓はこの日もしっかりと建っていました。

観光客、参拝客を見守り、そして熊本城を守っています。 

 

 

鳥居のお化粧が終わり、加藤神社全体が明るくなりました。

あとは石垣の作業のみですね。もう少しです。がんばれ～ 

加藤神社
熊本市中央区本丸2-1

 

 

 

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2016年末・加藤神社境内の整地・石垣工事（9）

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（2016年12月19日撮影）

いよいよ大詰めの段階になってきました。

地震で激しく崩れた石垣。この応急措置のために崩れた石材を撤去し、崩れた箇所をネットで覆い、その上にさらに防草シート(除草シート)で覆っています。

防草シートを置くだけでは、安定性が悪いので、固定ピンで留めています。これで風が吹いても大丈夫です。 

 

 

階段は大丈夫だったので、そのままです。

関係者がこの階段を上がるのを見て、ひとりニヤニヤしました。

だって、まわりの石垣は崩れているのに階段は大丈夫なんですよ。それを利用できるなんて・・・。

私のような素人がこの階段は多分永遠に使えないと思います。でも、関係者が使っているのを見れるだけでいいんです。安全だということが自分の目で確認できるだけでいいんです。

(本当のこと言えば、欲を言えば、私も一度でいいからこの階段を使ってみたいです。) 

 

 

  

東側も順調です。

これもすべて作業員の方のおかげです。ありがとうございます。

 

加藤神社
熊本市中央区本丸2-1

 

 

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2016年末・加藤神社境内の整地・石垣工事（8）

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（2016年12月19日撮影）

冬晴れの早朝、加藤神社へ。

この時間帯はまだ参拝客も多くないので、ゆっくりお詣りができます。

そして思いっきり、清らかな空気を吸い、天守閣を眺めています。

 

でも、鳥居に足場があると、なんか重々しく感じますね。

実際はここを通り抜ければ、美しい気が流れているんですけどね。

 

 

12月の初めから境内の整備が始まり、順調に進んでいます。

でも、鳥居の横はあまり変わらず・・・。 

 

 

石灯籠はしばらくこのままかな？ 

 

 

気になるのは肌色の大きな袋。

これ、かなりの数あり、土嚢かな？と思ったり、時には違う場所に置かれているので違う用途があるのかな？　なんて思い・・・。

色も石垣のところに置くと目立つのよね。だから余計気になってしまい・・・。 

 

 

石垣には防草シート(除草シート)がどんどん掛けられています。 

 

石材も運ばれていきます。

たぶん、ここが最後の石材だと思います。

何十回、いや何百回も往復したと思うから、このトラックも本当にお疲れ様でした。

加藤神社の石材運びが終われば、他のところが待っているから、きっと休みなしで大変だと思いますが、熊本城復旧のため、よろしくお願いします。 

加藤神社
熊本市中央区本丸2-1 

 

 

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2016年末・加藤神社境内の整地・石垣工事（7）

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（2016年12月17日撮影）

石垣の崩れたところにネットがかけられました。

そしてその上にさらに緑のシートが！！！ 

 

緑のシートは防草シート(除草シート)です。

この作業はあくまでも応急措置です。復旧に向けての措置です。

でも、簡単に石垣を元に戻すことはできません。あまりにも被害が大きいのでやらなくてはいけないところがたくさんあり・・・。

だから、この状態が長い間続きます。となれば、当然雑草が生えるから防草シートを使うことに。 

あと、百間石垣や東十八間櫓はモルタルを吹き付けましたが加藤神社はモルタルではなく防草シートにしました。モルタルの吹き付けは粉じんが多く発生するから、参拝客が訪れる加藤神社には向きません。

同じような作業でも場所や環境によって、ベストな対応が求められます。

復旧と口にするのは簡単ですが、これは本当に大変で険しい道のりです。 今回あらためて感じました。

 

 

 

 

 

東側もネットがかけられました。

作業がはじまり、時間をみつけては見ていましたが、石垣の崩れって見れば見るほど不思議です。

同じ面でも崩れたところ、ふくらんだところ、大丈夫だったところ、いろいろで・・・。 

加藤神社
熊本市中央区本丸2-1

 

  

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2016年末・加藤神社境内の整地・石垣工事（6）

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 昨日の記事の続き、昨年の12月15日雨の日の加藤神社の様子です。

（2016年12月15日撮影）

崩れた石垣は石材が撤去されると、次はネットで覆われます。

雨の中、作業員の方々が丁寧にネットをかけていきます。 

 

石垣の上の木の幹をうまく使い、ネットを固定していきます。

頭いいですよね。 

 

 

 

 

 

 

雨が降り、そして冬の寒い中での作業は辛く厳しいです。

でも、こうやってひとつひとつの作業の積み重ねが復旧へと繋がります。

この場面を見ることができ、本当によかったです。

見たことはすべて忘れないようにしたいです。それしか私にはできないから・・・。 

 

 

 

 

やりだすと作業がどんどん進み、その早さに驚かされます。

大きな、重い石材を運び終わったら、次はネットをかけ、まるで映画のワンシーンのように流れていきます。

現場でこのようにスムーズにできるということは、きっと事前に細かい計画を立て、念入りな打合せが行われたからでしょう。最近は余震が収まっていますが、それでも危険を伴う作業です。作業に関わる方々が安全に仕事するには、表には出てこない努力や気配りがいっぱいあることでしょう。 加藤神社の毎日の作業を見ながら、そんなことが頭をよぎりました。

加藤神社
熊本市中央区本丸2-1

 

 

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