熊本地震で阿蘇神社の楼門、拝殿が・・・

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2016年4月の前震、本震後、目や耳に入る状況は無残なものばかりだった。

阿蘇大橋が崩落をカーナビで見たとき、信じられなかった。言葉を失った。

そして、阿蘇といえば阿蘇神社。いつ行ってもたくさんの参拝者で賑わっていた、それが当たり前と思っていた。

 

でも、地震後、新聞で目にした阿蘇神社は。

阿蘇神社は今から約2300年前に創建されたと伝えれ、現在の拝殿と楼門は約200年前に再建されたもの。

倒壊した姿を見て、年に数回しかお詣りに行かない私でもショックでしばらくぼう然とした。地域の人たちのショック、悲しみ、辛さは私の何倍も何十倍も大きかったと思う。

 

 

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2016年末・加藤神社境内の整地・石垣工事（14）

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年明けから連日書いています『2016年末・加藤神社境内の整地・石垣工事』は今日で一旦終了です。

読者の方には、もっとペース上げて書け！　と思われた方もいると思います。何しろ超スローペースでしたので。

でも、写真もある程度アップしたかったので、写真中心のスローペースになりましたが、いい意味で記録できたかなって思っています。

熊本城はこれからどんどん変わっていきます。変化するのは復旧が進むことなのでいいことですが、人間ってすぐに忘れてしまうので、残せるものは残しておきたく・・・。

 

 

（2017年1月7日撮影）

年明けの加藤神社。まだまだ初詣の人が多いですが、三が日に比べればかなり落ち着き、石垣の写真も撮れました。 

 

 

石垣の撤去作業が終わりました。

安全のため、ネットを掛け、まわりには土嚢を置いています。 

 

 

工事前も土嚢が置いてあり、ここは結構近くまで行くことができましたが、今回の工事で石材を撤去したことで、土嚢を石垣ぎりぎりに設置できるようになり、さらに近くに行くことができます。

これによって、境内もかなりすっきり。

 

 

撤去した石材、栗石はきちんと保管してありますよ。

 

 

薬研堀に保管しています。

薬研堀は城彩苑から上がり、未申櫓があるところです。

多分、石材も栗石もびっくりしていると思います。だって、今までとまったく違うところに移動になったんですからね。

しばらくはここで休んでもらい、時期がきたら加藤神社に帰っていくでしょう。 

 

 

今から約400年前、加藤清正公は敵が攻めてきたとき、防御のためにこの空堀を造りました。

それが平成の世になり、崩れた石垣の石材置き場になるとは・・・。さすがの清正公も驚いているかな？

それとも、うまく空堀を利用しているなって感心しているかな？

 

清正公がスマホを持っていたら電話して、今の心境を聞いてみたい。。。 

 

加藤神社
熊本市中央区本丸2-1

 

 

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2016年末・加藤神社境内の整地・石垣工事（13）

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（2016年12月24日撮影）

戌亥櫓の一本の角石と加藤神社の鳥居。

この時期、葉っぱが落ち、いろいろとよーく見えます。

地震前は本丸に入れたから、足が自然と城内、本丸に向かい、ここからこんな風に見ることはなかった。

地震によって、今までとは違う角度で、四季折々の熊本城を見ることができるようになりました。

そこには崩れた箇所もいっぱいありますが、それも現実だからしっかり見て、私の記憶に焼き付けたいと思います。

 

 

 

 

  

 

  

 

 

 

 

 

石垣の作業もほぼ完成に近づきました。

百間石垣も東十八間櫓も近くで見ることができず、遠くから遠くから見ていた。

でも、加藤神社は近くで作業を見ることができたので、時間があれば見に行きました。

ここの作業は熊本城の中のほんの一部です。それでもたくさんの人たちが、雨の中も寒い中も黙々と作業し、ここまできました。

応急措置を間近で見たので、ここが完全に元に戻るまで、どんなことがあっても見届けたいです。 

加藤神社
熊本市中央区本丸2-1

 

 

 

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2016年末・加藤神社境内の整地・石垣工事（12）

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（2016年12月23日撮影）

23日撮影が3記事になってしまった(^^;;　　たらたら書きすぎですね。

 

 

 

 

東側の石垣です。

ここは一面崩れているので、防草シート(除草シート)も横長にかけられています。

そして固定ピンと粘着テープで固定。 

防草シートがあるところは雑草も生えないだろうけど、石垣はどうなるんだろう？

雑草って強いから石垣の隙間から草が生えるのよね。ネットをかけると雑草を取るのも大変だろうな。

ひとつ前進すると、ひとつ心配事が増える。きっと完全に復旧するまでこの繰り返しなんだろうな。

 

この部分の石垣は本当に耐えました。

崩れてもおかしくなった。でも、隣りの石が崩れ落ちても踏ん張ってここに留まりました。

石の気持ちなんてわからないけど、でも、崩れた方も残った方も怖かっただろうし、そして不安だったと思います。

しばらくの間、ネットに守ってもらいゆっくりしてほしいなー。 

加藤神社
熊本市中央区本丸2-1

 

 

 

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2016年末・加藤神社境内の整地・石垣工事（11）

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（2016年12月23日撮影）

お化粧直しした鳥居のあとは、当然ですが、石垣のチェックです。

三日間見ない間に、石垣の作業も進み、パッと見ただけで変化がわかります。

 

 

石垣全体にネットがかけられています。 

 

 

 

 

ＳＴＫネットにワイヤー、これらをひとつひとつ手作業でやっていきます。 

階段も当然ですが、ネットをかけられたので、もう使えません。

そういう意味では、自分の目でこの階段を関係者が上がっていったのを見れたのはラッキーでした。

 

この先、余震がないとは言い切れません。

そのためにも念には念を入れ、石垣を囲んでいきます。 

石垣もびっくりしているでしょうね。まさかこんな風になるとは・・・。

 

 

石垣の上もすごいです。

最終的にどんな風にはなるんだろう？

きっと見栄え良く、すっきりと仕上げるでしょうね。 

 

加藤神社
熊本市中央区本丸2-1

 

 

 

 

 

 

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