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平成27年に一般公開された七間櫓、北十八間櫓を紹介しましたので、ここは続いて昨年公開された未申櫓を。
昨年の4月の熊本地震の前に公開された櫓で、これで一般公開もいったん中止です。
春と秋の一般公開は次はどの櫓だろうと楽しみにしていたイベントでした。でも、地震の影響で今は城内に入れませんから、しばらくは無理です。
平成28年(2016年)の春のおしろまつりで公開された未申櫓です。
未申櫓は平成15年(2003年)に復元。木造二層三階の隅櫓です。
奉行丸の隅っこに建つ未申櫓。
あまりここまで来る人はいないので、ここからの眺めははじめての人も多いかも。
復元されてまだ15年ほどなので新しいです。
奉行丸塀の内側を通って未申櫓に入ります。
これが嬉しかった。普段、塀の内側も歩くことができないのでここを歩けるだけでもわくわくしました。
振り返ると元太鼓櫓が。
未申櫓と元太鼓櫓は133メートルの塀で繋がっています。いつも下からしか見ることができませんでしたが、この高さで未申櫓や元太鼓櫓を見ることができたのはいい体験になりました。
ここがまさか、翌日地震で崩れるなんて。そういう意味でもこの時の一般公開は私には一生忘れる事ができない出来事になりました。
未申櫓の前から撮った天守閣。
築城当時は、西出丸の南西(未申)方向を守る実戦的な櫓でしたが、江戸時代も平穏な時代になると櫓の役目も変わってきます。この未申櫓は江戸時代中期以降は熊本藩の記録や調度品などを保管・管理するために使用されていました。
その時代、時代によって使い方は変わりましたが、ここから見る天守閣は変わらなかったことでしょう。
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城彩苑を一望できましたね。
この未申櫓、石垣も含めてほとんど被害がないようで、良かったですね。
城彩苑から見ると、地震前と変わらない感じがして、その姿にホッとします。
ただ未申櫓がある奉行丸や西出丸の石垣・塀が今現在でも痛々しい姿ですので、早く綺麗になってほしいです。
でも、あんなに被害がひどかった頬当御門周辺や東十八間櫓周辺が綺麗になりましたので、もう少しですね。
コメントありがとうございます。
未申櫓に行かれたのですね。それはよかったです。
中に入ると、本当にいい位置に櫓を配置しているのがよくわかりますよね。
未申櫓の下の桜が今年ももう少ししたら咲きます。今までとは違う想いで今年は眺める事になりそうです。