早いもので7月もあとわずか。あの震災からも4ヶ月近くが経とうとしています。
そんな折、市内の別のミニバスチームの監督さんから電話がありました。
実業団バスケットボールの強豪チーム『日立サンロッカーズ』から被災地支援の一環と
して、被災地である旭市の子供達を対象にしたバスケットボール教室を行いたいとの
申し出があったとの事です。
日々の生活に追われていて、つい、この旭市が震災で甚大な被害を被った事を
忘れがちになっている自分に、はたと気がつきました。
12名の尊い犠牲者を出し、行方不明の方も未だ発見されておりません。
この暑い中、仮設住宅住まいを余儀なくされている方が大勢いらっしゃるにも
かかわらず・・・たいへん恥ずかしい限りです。
あの震災に、子供たちの心は少なからず傷ついたはず・・・その心の傷を、
スポーツに一生懸命取り組む事で乗り越えてもらえたなら、これに勝る喜びは
ありません。
かく言う私も、中学生の時に当時の全日本代表の北原憲彦選手(現在はNBAの解説
でもご活躍中)から、直接ご指導を頂く機会に恵まれました。
初めて目にするトッププレーヤーの大きさ・パワー・スピードに、圧倒された事を
覚えております。その強烈な印象は30数年を経た今でも色褪せる事無く、鮮明に
脳裏に焼きついております。
きっと、教室に参加する子供達も一生の思い出になることでしょう。
明日は私、霊園のお仕事をお休みして教室に参加してまいります。