今日は久々のミニバスのお話。小さなバスじゃなくって小学生の
バスケットボールのお話デス。
1月12日から第38回千葉県ミニバスケットボール大会が開催され、
男子172チーム女子353チームが、全国大会をかけて熱戦を繰り広
げました。
全てのチームがこの大会を目標に1年間頑張ってきました。
当然、勝ち上がっていくのは大変なことで、予選を突破するのにも
3勝しなければなりません。チーム結成以来、予選突破を夢見て
頑張ってきましたがことごとく跳ね返されてきました。
が、今年は男子がやってくれました。
予選1回戦でいきなり有名な強豪チームと対戦。しかし、この試合を
難なく制してから波に乗り、夢にまで見た初の予選突破!
そして、勢いは止まらず、決勝トーナメントも勝ち上がり、気が付けば
まさかのベストエイト!
アワワワワ・・・どうしましょ?あと3つ勝ったらバスケットボールの聖地
代々木第2体育館だよ!と、大人たちの妄想は一気に膨らみます。
が、良くしたもので子供たちは至って普通通り。
そして、迎えた準々決勝・・・わがチームは順調な滑り出しで、得点を
重ね、前半終了時に17点のリード。これ以上ない理想的な勝利
パターン・・・が、ここから悪夢の始まり・・・
ウチのセンタープレーヤー(小学生で178cm!)がファールアウトで
退場。そこからガラリとながれが変わり、相手の猛攻に、必死に耐え
ながら攻撃を仕掛けるも得点に結びつかず、気が付けば遂に同点!
そこから波に乗った相手のロングシュートがきれいに決まり、
万事休す・・・そのまま無常のホイッスル・・・
コート上に呆然と立ち尽くす子どもたち・・・無理もありません。
私たちも正直に言って、8割がた勝利を確信しておりました。
「勝負は下駄を履くまでわからない」とは良く言ったものです。ベンチに
も子どもたちにもどこか、スキがあったのかもしれません。
しかし、絶望的な劣勢にも諦めずに試合をひっくり返した相手チーム
の精神力が素晴らしかったのだと思います。と同時に試合を重ねる
ごとに逞しくなってきた、ウチの子どもたちにも惜しみない拍手を送り
たいと思います。よくやったよお疲れ様!
172チーム中の8チームだぜ?スゴイ事だよ。
いつまでも泣きじゃくってる子供たちからは、先程までコートの中で
見せていた凛々しさは既になく、普通の小学生の顔に戻っていまし
た。