映画


映画観賞の感想

ファイナル・カット(The Final Cut)

2006-09-29 10:40:51 | Weblog
人間が過去に犯した罪(この作品では主人公が子供の頃に行なった行為)を
現在どう考えるか この作品では、いろんなせりふで語られる、たとえば
「人間の本質・本性」「忘れることが一番なこともある」などなど
主人公のように罪悪感で苦しむことが普通と思う 宗教的なせりふは、仏教
では現世で犯した罪は死をもって償われるが西洋の宗教では違うという
場面もある
作品自体は過去に犯した罪を現在・これからどう考えるかを問う重く・暗く・苦しいそんな作品でわたしは観はじめてそんな雰囲気なので途中で観るのをやめようと
思ったくらいですがしかし、たまにはこんな映画を観るのもいいとおもい
最後まで観つづけてしまった(最後ではほっとする場面もある)

NINE QUEENS

2006-09-27 10:15:00 | Weblog
アルゼンチンの作品で、クリミナル(アメリカ)は、リメイク
リメイクするのが悪いというつもりはないが、リメイクする方は
そっくりそのまま真似してつくるというのは物足りない
クリミナルを観てそう感じた リメイクするにも「Shall we 
Dance(アメリカ版)」の様にわたしならこの作品をこう作る
という独自性がほしい
作品自体は ま 普通に楽しめる

ダ・ヴィンチ・プロジェクト

2006-09-20 10:43:16 | Weblog
絵画Portrait of Cecillia Gallerani(Lady with an Ermine)をめぐる
盗み盗まれ騙し騙されの痛快・軽快・テンポもよく、良く出来た作品
また、劇中ダイナマイト爆破シーンはあるが銃器での殺傷がないのが
観ている者の気持ちを殺伐とさせないことも印象深い
最近の映画では、パソコンと携帯電話(ノキア製)が登場することが
常になった
この映画は、ポーランドの作品みたい

キング コング(KING KONG)

2006-09-19 10:20:02 | Weblog
観終わって得した気分
186分と長時間の作品だが前半と後半に分けてしまって2本の作品
になってもいいくらい前後でおもむきが違う 前半は「ジュラシックパーク」
のような感じで比較してもまったく見劣りせず物語の展開もテンポよく恐竜
たちと人間やKING KONGとの戦いもよくできている、そういうことで
前半は導入部から観ているわたしを引き付ける力があるいい出来である
前半だけで1本の映画として成り立っているようだ
後半はみなさんごぞんじのおはなしですが作品自体の出来はまあいいほうでしょう
映画2本ぶん観たとおもうと得した気分しかも作品自体のできもいいのだから

オリバー・ツイスト(Oliver Twist)

2006-09-17 14:25:48 | Weblog
なにか引き付けるものがない なにか輝くものがない
なにかワクワクさせるものがない
この作品を観ようとした動機は、監督がロマン・ポランスキーだから
なんでもそうだが、作る側の気持ちと観る側の気持ちが一致しないときもある
それがどんなに高名な監督であっても 逆にB級作品の中からおもいもかけない
掘り出し物を観たときは、いろんな映画を観るひとつの楽しみでもある

ALWAYS 三丁目の夕日

2006-09-14 10:09:38 | Weblog
50年前の親と子の関係を表現した作品
50年経った今この作品を観て、あの頃は良かったと感傷にひたるのも
いいが、今の時代、いい親子関係ってどんなかたちなんだろう
昔も今もいい親子関係って変わっていないとおもうがなぜ今この作品が
作られたのだろう 変わったのは時代と親子に影響を与えるまわりが
変わったからか 今の時代、親と子を取り巻く環境は悪くなっているという
ことなのだろうか
ということで「現代版 ALWAYS 三丁目の夕日」という作品を
観てみたいものである

プライドと偏見

2006-09-10 11:40:23 | Weblog
わたしは、この映画をみながら アア外国の作品でしかも18世紀を舞台にした
時代ものはその当時の歴史・生活習慣などを理解していないと作品の内容を
十分に楽しめないなあとおもい観終えたそして特典メニューを観た んん
特典メニューを観て作品の内容を十分理解できた 特典メニューには
アメリカ版のエンディングが収録されている このエンディングはベリースイート

作品自体は軽快な作り方で作品全体の雰囲気もよく楽しめる
サウンド・トラックはピアノ曲が軽快で古風な雰囲気を醸し出している