ラスト・フロント (ＴＨＥ ＬＡＳＴ ＤＲＯＰ）

１９４５年第２次大戦が終わり、６０年以上たった今この映画を観て、あの
戦争が遥か昔の出来事で歴史の１ページになった様に思える
作品自体は、戦争を舞台にした財宝の奪い合いのストーリーで軽くてケッコウ
楽しめるが、ただ最後の最後が何かはっきりしない何か物足りない何か
もう一つ強烈なものが欲しい気がしてならない、出来はいいのにもったいない

１０ミニッツ・アフター（SLIPSTREAM)

この作品は、あなたの疲れた頭脳と肉体をリラックスさせる効果があるかも
しれません。「タイム・トラヴェル」のジャンルの作品です。このジャンルの
作品は、理屈っぽいところがありますが、それを軽く楽しんでください
そう、空想の世界で遊ぶ感覚です
作品自体は、コメディと思っていいです。また、「タイム・トラヴェル」の作品
は驚かせるということが一つの特徴ですがこの作品の作者は、観ている者を
楽しませる方に主眼をおいているように思います　出来のいい作品で掘り出し物
といっていいです　キャストでは、ヴィニー・ジョーンズ(強盗のボス）と
イワナ・ミルセヴィッチ（ＦＢＩ）の二人がいい雰囲気の演技で注目です

カーテンコール （CURTAIN CALL)

親と子の物語
過去に何があっても親子は親子で縁は切れない
香織の父が、娘(香織）にたいする思いやり、よくやったと言うほめ言葉が
娘(子供）の人生にたいする苦悩を救ってくれる。そして、親が子を見る
あたたかい眼差しが、子をやさしくつつみこみ、子に安心感をあたえる
作品自体は、全体に暗い出来になった　ただ、昭和３０年から昭和４０年代
のあの映画館の雰囲気を知る人には、感慨深いものがある
私は、当時小学校の低学年の頃父親に連れられて勝新の座頭市を観た記憶が
ある、しかし、作品の題名も内容も記憶にないし、子供なので内容は、理解
出来なかっただろう、ただ、勝新の殺陣は子供ながら強烈なインパクトがあり
いまでもなにか印象に残っている。やはりあの座頭市(勝新）の殺陣は、斬新
で素晴らしい、映画界の金字塔と思う

PROMISE(The Promise)

作品の内容は、タイトルどうりです
映画を観終わって、ストーリー展開もいい、アクションもすばらしい、でも
なにか物足りないと思った。それは、監督もいい、キャストも皆素晴らしい
ただ中心人物（ヒーロー、ヒロイン）が、いないと言う印象があり、そういう
意味でなにかインパクトが分散して、逆に物足りなく感じたのだろう
作品自体は、こういうジャンルのファンには楽しめる一本でしょう

ピーナッツ

映画を観ていて、気分が重苦しく感じることがあり、そして観終わってから
不快感のある変な疲れがある。そう、疲れる映画は嫌い。この作品は、ほどいい
軽さで、ストーリイの展開もテンポ良く、わたしは、ほっとする気分にさせ
られた。こんな調子でこれからもいい映画を作ってください。

クラッシュ ＣＲＡＳＨ

この映画を観てあなたはどんな精神状態になりましたか？
笑ってしまった方ー今のあなたの精神状態は、安定し過ぎています
なるほどと頷いた方ー今のあなたの精神状態は、安定しています
いらいらした方ー今のあなたの精神状態は、不安定で疲れています
悲しみ、そして茫然とした方ーあなたは、だれ？

ミュンヘン ＭＵＮＩＣＨ

ヨーロッパや中東で起きている事柄は、日本にいるとすごく遠くの出来事に
感じるし関心もうすい。逆に日本や朝鮮半島で起きている事柄は、ヨーロッパや中東の人々にとっても同様に遠い国（極東の国）の出来事すなわち関心はうすい
ということになるのだろう。わたしは、そう感じた
作品自体の出来は、１６３分という長編ながら、間延びすることもなく、なか弛み
なく、いいテンポで出来上がり、いい出来に思う。また、この作品が事実を背景にしているので観ていて「悲しさ・恐怖」などを感じたが、そうでなく作り事
の背景で娯楽・スパイ・サスペンス映画作品としてなら、他の有名スパイ映画に
かたをならべるくらい楽しく興奮したと思う

パパラッチ（ＰＡＰＡＲＡＺＺＩ）

この作品のテーマは、「ファイヤーウォール」同様に「自分の家族は自分が守る」
ということです。アメリカ人の考え方の基本で、その他アメリカの映画は、この
考え方を基に作られている作品が多くあります
作品自体の出来は、良くまとめられテンポも良く楽しめます
事件を担当する刑事もいい感じ
サウンドトラックは、タイトルエンドにながれるブルースは、だれの曲か
わかりませんがＣＯＯＬです

風のファイター

映画を観るとき事前にその作品に関する知識を得てから観る場合と、何も知識
無しに観る場合がある。この作品は,前もって何も知識なしに観ました。そして
観てその後いろいろこの作品について調べてみると、この作品の作られた背景
がわかりました。もし事前に知識を得たうえで見た場合は、自分はすごく
期待して観たにちがいありません。この作品に関する知識を、事前に何も無く
観た私の感想は、感動無く、とりたててどうということもなく、並の出来に
思いました

アンダーワールド ２ ＥＶＯＬＵＴＩＯＮ

特撮ファンには興味ある一本
また、特典メニューのメイキング・ドキュメンタリー集は必ず観てください
そこには、特撮の仕組みとスタッフの特撮にたいする熱い思いが感じられる