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坊ちゃん列車 高知・松山一人旅

2011-10-07 23:07:28 | 2011年 国内の旅

松山市内を走る『坊ちゃん列車』

夏目漱石の小説「坊ちゃん」がこの名の由来。

いちおう、『坊ちゃん』の一説はこうなっている。

     停車場はすぐ知れた。切符(きっぷ)も訳なく買った。

     乗り込んでみると

     マッチ箱のような汽車だ。

     ごろごろと五分ばかり動いたと思ったら、もう降りなければならない。

     道理で切符が安いと思った。

     たった三銭である。

今の列車は、蒸気機関車の格好をしているが、ディーゼル機関車。

ときどき煙突から白煙を吐くが、実は無害な蒸気(湯気)。

路面電車の線路を走るので、駅で何本かの普通列車をやり過ごした。

乗ってみると、子供や子連れの親ばかり。

中年男が一人で乗っている様はカッコの良いものではないようだ。

松山には小説『坊ちゃん』由来の乗り物がもう一つ。

マドンナバス というものがある。  

坊ちゃん列車を待つ間に走っているのを見かけた。

ただ、こちらの方は…

どう見ても、『ちょっと派手な保育園の送迎バス』のように見えるのだ。

←マドンナバス(松山市HPから)

           ↑ 道後温泉駅で ↓