伊香保温泉街の飲食店の多くは 開店時間が午後8時過ぎ。
これは宿泊客が中心の伊香保ならではの光景。
客は宿で食事をするので 早くに開けてもヒマなのだ。
だから伊香保観光では 食事なしの宿泊は要注意。
私は夜8時ころまで 開いているお店を探して彷徨っていた。
やっとのことで見つけたお店は 『ふきのとう』
庶民的な居酒屋であるが
店名にもなったふきのとう始め 山菜料理がウリの店だ。
メニューの中でも
ふきのとうを練り込んだ自家製の焼売は年中食べられる自慢の一品。
口の中で拡がるふきのとうの風味がまた絶妙。
焼売を一口。
そして 常温の地酒をガブリと飲めば
胃の中でズシリと混ざり合って 身体が伊香保人になる。