家具の病院

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ダイニングチェアーの木枠再生および張りかえ

2011年11月17日 | インテリアについて

ぐらついている椅子を分解して組み立てなおす修理です。
お客様がすべてのホゾ(接合部)を釘で固定していたので、抜いてから組みなおします。
抜いた後を補修します。



張りかえも行って蘇りました。



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思い出のチェアを直す。 【椅子の張替】

2011年11月17日 | インテリアについて
15年以上ご使用のダイニングチェアの布地が「裂け」始めてきたので、張替を考え出してから約2年。

この2年間気に入る張り地(布地)が無く、ずーっと探し歩いての歳月でした。っとご依頼主様。

元町のダニエル本店にお立ち寄りいただいた際に、そんな話からさっそくダニエルのストックしている張り地をご覧いただきました。

その中からお気に召すモノがすぐに見つかりました。
『あの2年間は・・・。買い換えようかとまで思ったのに』っとご依頼主様。

さっそくお引き取りして修理開始。


表の布地を剥がしすと使用年月によって劣化したウレタンが露出します。
この時点ですでに、表面のウレタンが劣化により「表面をこする」と、ボロボロと粉のような状態になります。


丁寧に現状の布地を剥がしていきます。



全てキレイに解体し木部のチェック。

今回は特にグラつき等が無かったので、新しい布地を張る作業に移ります。
 
ウェビングと呼ばれるベルトで下の補強を製作後、木枠の上に少し硬めのウレタンで土手を製作します。

 

その後、ウレタンの堅さが違うモノ(質が違う)を組み重ねて3層構造にしていきます。

※ココが違う!!
先ほどの写真で分かるように、通常の椅子には黄色いウレタンが一枚ポンと載っているだけ。
 

ウレタンの構造を3層構造にすることで座り心地をより良くするとともに、経年での劣化を遅らせます。
この構造は全て【横浜クラシック家具・ダニエル】を製作する時に用いるモノと同じ。
修理することで上質な素材と高い技術で、現状より良くなるよう職人が丹精込めて修理にあたります。



修理完成。15年間使用している愛着のある椅子が、こだわり抜いた布地でキレイになってご自宅に帰宅しました。

【家具の病院】では実際のこの作業工程をご覧いただける工房見学会も開催しています。
11月23日の会はおかげさまで満員御礼。次回は1月を予定しています。

修理のお問い合わせや見学会の詳細はオフィシャルHPか電話にてお問い合わせください。

★★★★【家具の病院HP】★★★★
電話0120-497669

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