破戒僧 黒蓮 人情釣り道楽

日々の出来事や 仏教説話 釣りの記事を書きなぐっております
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今日は楽だった^^

2023年11月28日 18時25分29秒 | 近況

二つの前線が北東方向へ移動していったため 今日は朝目覚めたときから神経痛が殆ど痛まなかった
内心 うわーっ! やっぱりなぁ気圧配置の関係が一番影響してたんだなぁと思ったよー
腕をどれだけ動かしてもマッタク痛くないしぃ頸も痛くない 過しやすい一日になりました
早朝から透析室に入り窓の外を見てみたらまだどんよりとした空模様でした。
透析が終わって帰る時に病院から外へ出たら早くも強風が吹いてました。
ありゃらら・・また吹き始めたなと思って予想天気図を思い出してみた・・
こりゃぁ昨日の自分の予想よりもかなり気象状況の移動が早いのだなぁと感じた
ヤッパリ明日は中止してよかったなぁと思った(--;)
明日になれば晴れるだろうけど後半は風がハンパない状態になるだろなぁ^^;

考えてみれば釣に行かないとなれば 又明日も何もする事が無い 寂しい男なのだなぁ・・
神経痛の注射をしに行ってガソリンスタンドに灯油買いに行くくらいのもんだもんねぇ
今日から来週の月曜までは家内キツイ食事制限と水分制限が出てしまったしなぁ・・
何だかたまに生きるのが辛くなって来ちゃいます(釣に行ければどうってことないんだけどねぇ)
まぁ従って食料品の買い出しも何も無いようなのでスーパーにも行かないしなぁ マッタク退屈な一日になりそう(T0T)

さてとぉ今日は、可成り遠い昔のことを思い出して釣の回顧録を書いてみたい。
今から40年以上も前の事だが鹿児島県は甑島(こしきじま)の西崎の裏 付近の大きな地磯に上礁した時の事だった
大きな瀬なので全部で5人で上礁したのだが釣果はイマイチというかぁマッタク釣れてなかった。
まぁ潮具合もあまりよくなかったのだろうなぁ。 一人の男性は磯酔いしてゲェゲェと吐いていてグッタリとしてるしぃ
あとの三人は、どう見ても初心者並というかぁ全くの素人みたいな感じで全然釣れていなかった。
だがその内に潮の流れの角度が変わってから私の竿にはガンガンと色んな魚がヒットしだした
カツオ メジナ 真鯛 ニザダイ 星タルミ 等々 中には一人の男性が魚が掛かっている私の竿を握りに来て
「俺にも釣らせてくれ」と言うので笑って釣らせたのだけど必至の形相でファイとしていた
ヤッパリ、鰹とかになれば初心者には引きが強くてかなり慌てるんだろうねぇ・・・
とうとう最後まで他の三人は何も釣れずにポケーッとしていた^^;

そして、いよいよ納竿間近になって最後の一投を投げたら私の6連シモリ浮子がユラユラと海中へと沈んでいった
軽く合わせるとコイツが可成り思い! うわーっ!なんだこりゃ? そう思ってたら走りはしないけどユックリと
力強く底へ底へと沈んで行く私はできる限りの負荷を掛けながら手でリールを逆回転させながら糸を出していた
その内に相手の動きが止まったからジワジワと巻いてみると思いながらも少しづつ浮いてきた
しかしまた途中で力強く潜りだしてユックリとあっち行ったりこっち行ったりと動き出した
又先程のように糸をユックリと出しながら反撃の時を待っていた ところがである 途中右方向にある小さな沈み岩に
潜ってしまった いわゆる根に入られたのである「あちゃー しまったなぁ これで一巻の終わりか」と思ったけど
諦めずに糸を緩めて竿尻を何度も叩いた 2~3分経っただろうか奴は又再び泳ぎだした 根から出てきたのである
おそらくハリスはもう傷だらけだろう これ以上潜らせてはならない そう思ったので必至で糸を出すのを我慢していた
相手も長い時間のやりとりで相当に疲れていたのかユックリユックリと足下のサラシの中へ姿を見せてきた
ところが此処の釣り座はかなり高くてタモなんて到底とどかない こりゃ無理だなぁと思っていたら
さっきまで磯酔いしててグッタリしていた男性が私のタモを持って断崖を降りていった。
足下を波が洗う中をやっとの思いで掬ってくれた。 とその瞬間に私の竿先がピューンと真っ直ぐ伸びた。
タモに収った瞬間にハリス切れをしたのである(--;)
ハリスはシーガーの2号 今のようにハリスも色んな種類が無かった時代である かなり貧弱なものだった
だがぁそれでも釣り上がってきたのは 驚くことにブダイ(青バチ)の7k500gの大物だった。
普通だったらブダイはクチバシが鋭くて硬い物でも噛み割るしラインでも噛みきってしまうことがあるんだがぁ
まるで笑い話のような虫歯(歯が欠けて居た部分があった)がありそこが丸く空いていてそこにハリスが通って
いたので何とか持ちこたえていたらしい^^ こりゃ超ラッキーだったぁ♪
釣り人を回収にきたのは私達が一番最後の組だった 船上に横たわったブダイを見て釣り客達が「こらぁ 太ぇぇ」と
驚いて 口元から延びていた2号のハリスを見て「うわーっ こらぁ2号ハリスだろ? よく上げきったなぁ」と
声を出して驚いて居た。熊本に帰ったら釣具屋の店主が熊日新聞の釣欄の記者に連絡してたので
釣具屋で待機していた 写真を撮って長いコメントを書いて翌週の釣の欄に載った

もう二度とあんな事やれと言われても出来ないだろうなぁ?(笑) 今でも奇跡だったと思っている^^;

と言うところで今夜はこの辺で失礼しますねぇ 明日も又良い日になりますようにぃ おやすみなさ~い^-^/zzzz



夜釣り 誰も居なくて寂しい限りなのだ(T0T)