「止於至善」 社外の軍師が語る経営の話 

バックオフィスのDX化支援を得意とする経営特化型税理士です。 
税理士・行政書士 長尾 博 (岐阜県)

数字をデータに置き換える

2018年12月09日 | 経営
数字を聴いてピンとこない経験はあると思う

世界1位の小売り大手ウォルマート

年間の売上高は5003億ドルだそうだ

ふーーんで終わる!!

でもね

1ドル110円で換算すると

約55兆円

すごい数字だとは思うけど

まだまだ、ピンとこない

実感がわかないから、それ以上の感情も起きないよね

だったら、この数字を分解し自分なりに分析してごらん

数字を相手に解りやすく伝える作業をしてみることだ

もし、スーパーで1人あたり

年間で約10万円の買い物をしたとしよう

55兆円 ÷ 10万円 = 5.5億人

日本の人口が1.2億円だとすれば、

その4倍以上の人が、利用していた計算となる

びっくりする数字に変わらない?

数字を分解し、比較する対象を身近に転用させるだけで

よりリアルな数字に生まれ変わったよね。

もし、営業先で売上3億円の会社があったとしよう

月商で2500万円

その会社が1個3万円の商品を販売する会社だとすると

なんと、2500万円➗3万円=8000個

会社の年商だけでは伝わらないが

会社の1月で8000個も商品を売ってる考えると

すごい営業力だと感じられる

これこそが、ビジネスセンスだ。

もし、国家の財政や税金の話

法人税や消費税の議論を耳にする機会があったなら

総額を聞いて、ピンとこないなら

自分なりに数字を分解して、自分なりに分析してみてごらん

きっと、貴方のビジネスセンスは研ぎ澄まされるよ


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