九州地方では大雨で河川が氾濫し、各地で被害が出ている。毎年のことだが、お亡くなりになる方も出ているのに何とかならないのか、それとも政治家はマイナンバーカードのことで、頭が一杯で自然災害なんてどうでもいいのかな。
この時期になると「今日は○年前の豪雨災害や土石流災害の日です」というのが毎日のように報じられる。確かにそうなのだが、その教訓はいつも何故活かされないのか?
一つには農耕民族故の土地への拘りかもしれない。ご先祖様のいる土地を離れられない、確かにそうなのだが、大切な命を失くしてはもともこうもない。
さて、その昔政権交代で民主党が政権を握った時、「コンクリートから人へ」のスローガンがあり、スーパー堤防事業にイチャモンをつけたり、八ッ場ダム事業については工事の中止に追い込んだことがあった。
100年に一度と言われる自然災害に対して、無駄と思われる大型公共投資の予算を減らして、人への投資に回すべきという意味だったと思う。
なるほどなと思った部分もあるにはあったが、自民党の進めてきた大型公共工事への政治的な意図を感じたのも事実。
兎に角それまで自民党が推し進めてきた大型公共工事には何かしら胡散臭い感じを持っていた(と思わされていたかも)のでそ〜だそ〜たとなったが、自然災害の多発する日本ではコンクリートでの防災も必要不可欠ということが、その後の自然災害などで明らかになった。
多発する地震、毎年のように繰り返される大雨や洪水被害、手を拱いていては被害が増大し多くの人命が失われる。
何ら具体策もなく耳障りの良いキャッチフレーズを掲げ、風頼みで政治を行なう政党。もう騙されないぞといつも思っている。
敢えて人に拘るならば、自然災害対策、土木工事、河川の治水対策、防災技術などを学ぶ人材を育てるのであれば、それはそれで構わないが、彼らの指す「人」とは多分そうではなかったのだろなと思っている。
科学的な何の知見もなく、公共工事を税金の無駄遣いのように喚き立てる。国土やそこに住む国民を守ってこその政治家である。あの八ッ場ダムがいい例、その後の水害では利根川水域の災害を守った。
さらに、彼ら旧民主党の残党連中は今もって何ら反省なく、様々なことに反対している。何なのだろう。国を弱くするのが目的なのかわからないが。
もっとも与党•自民党も連立を組む公明党に常に国土交通大臣のポストを与えている。公明党は次回も引き続き同じポスト要求しているらしいが、相当な美味しいことがあるのだろうか。
そして、大雨災害、地震など自然災害が起こる度に、多くの命が奪われることもその故なのかも知れない。
なお、関東地方には水害を想定した「水塚(みづか)という「シェルター」のような宅地•建物がある。
この際、災害対策として、本格的なシェルターを作るのも良いのかもしれない。国防にも資するし。
今日も良い一日を•••