日本のテレビ局は、9月8日にお亡くなりになった英国エリザベス女王の柩がどうのこうのと大々的に報道しています。19日に予定されている国葬も現地から報道されると思います。
翻って、2ヵ月前の同じ8日に、凶弾に倒れ非業の死を遂げた日本国の元総理大臣の国葬は、今月27日に日本武道館で行われることになっていますが、国葬反対の声に圧されて日にちばかり近づいています。
そんな中、風見鶏の政党・自称:野党第一党の立憲民主党は、なかなか出欠の意志が纏まらず、漸く昨日執行部役員は欠席となりました。
全く情けない方たちですね。やはり〇〇と〇〇の絡み合う党なのでしょうね。
共産党、れいわ、社民の保守3党(翁はそう思っています)のように初めから欠席ならまだしも、「あーでもないこーでもない」と時間を稼ぎ、漸く今回執行部は欠席となりました。となるとその他の議員も欠席なのでしょうね。
国葬は、法に基づかない内心の自由を侵すなどと曰わっていますが、党内には嘗ての政敵でも非業の死を遂げた故人を悼みたい人もいるかもしれません。その人たちの内心の自由は、一体どうなっているのでしょうか? まさかお得意のダブルスタンダードではないでしょうね。
国葬の開催について、世論調査などでは、毀誉褒貶に相半ばすると言われています。某宗教団体の影響もあるかもしれませんが、それは銃撃犯の供述に端を発した後付の問題です。
日本人は死者に鞭打つことを好みません。政治を志した敵同士として弔慰を示す、敵に塩を送ることはできないのでしょうか? 器が小さい人たちですね。
前回の衆院選の時もそうでしたが、選挙前は、躍進か? などと言われていましたが、蓋を開けると惨敗でした。
風はいつもの一方向ばかり吹いているとは限りません。風向きが変わるとブーメランになって戻ってきます。
折角の弔問外交、野党外交のチャンスをみすみす逃すなんてもったいない限りです。
終わり