今朝は風が強く散歩はお休み。明日は雪の予報も。春の足音は小さいままです。
差別的発言をしたとして更迭された荒井勝善総理秘書官、言語道断としてみんなで寄ってたかって詰め腹を切らせました。
キッシーこと岸田総理も政府の見解と異なるとして間髪をいれず更迭しました。今回は彼らしくなく早い決断でしたね。
まあ発言が発言なので致し方ないとはいえ、荒井氏の立場はどうなるのでしょうか?
そんな中、元衆議院議長の横路孝弘氏の訃報が伝えられました。
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元北海道知事・元衆議院議長横路孝弘氏は今月2日お亡くなりになったとの記事です。
横路孝弘氏と言えば、社会党の楢崎弥之助氏と共に沖縄返還に伴う「密約」の存在で政府を追及したことで知られています。入手した外交機密文書をもとに厳しく追及しました。
追及の元になった機密文書は、当時、毎日新聞の記者だった西山太吉氏が親しかった外務省の女性事務官から不適切な方法で入手したものでした。
1971年、自分がまだ20代の頃のことですが、横路孝弘氏の訃報記事を見て思い出しました。
その後、西山太吉氏と女性事務官は国家公務員法違反の罪で懲役刑になりました。
西山記者は、政府追及のため、当時社会党議員だった横路氏らに渡したとされ、今回の荒井前総理秘書官の発言リークと中身は違いますが、ある意味合い通じるものがあります。
情報源を明かさない、オフレコと言ってあの発言を聞き出し、その内容を元に上司に報告、発言の内容的に看過できないとして、記事にすることを決める。
一方、荒井氏の個人名を明かすことになるので、一応は荒井氏に記事にする旨伝えた(多分電話で一方的に)後、記事にしたようです。
その記事を見て、野党界隈は、岸田総理の任命責任がぁ、と一斉に岸田総理を責める、他の人はわかりませんが、極めて強い違和感を感じます。
なお、取材したのはどうやら女性記者らしいですが、実名で記事を書かれた荒井前総理秘書官の立場は今後どうなるのでしょうか。
実名を晒され、あたかも差別主義者の如くレッテルを貼られ、白い目でみられる。名誉もなにもありません。
そして、取材した記者は今後政府高官をはじめ誰も取材に応じてくれないと思います。毎日新聞社も?
何しろオフレコ破りの記者に、誰も本音を話すわけはありません。そもそも取材に二度と応じないでしょう、無視されて終わり。
50年以上の昔のことといえ、ああまた毎日新聞かぁ、ですね。
毎日新聞は「西山事件」の後、業績が急激に悪化、事実上の倒産になりましたが、新旧分離というようなわけのわからない手法で新毎日新聞社として今日に至っています。今度もわかりませんよ。
翁はこの新聞を今まで読んだことがありませんので、仮に無くなっても何の影響もありませんが、できれば無くなってほしいとさえ思っています。さらにA新聞も一緒に。
ペンという名の武器で政府を責めるそんな記事ばかり読まされる読者の身にもなってほしいと思います。アッ元々読まないんだっけ。
いつもの戯言です。ご放念ください。
Have a good day !!